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中京裏読み
関東
1R2R
3R6R
11R12R
関西
1R2R
6R10R
11R12R
ローカル
1R2R
9R10R
11R12R
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中京11R

3連単1軸マルチ1⇒3、14、16、9、6、10、4 (126点)

3⇒14、16、9、6、10 (60点)

馬単3、14、16、9、6、10、4、17⇒1

3⇒14、16、9、6、10、4

日替わりでコロコロ変わる重賞馬がスプリント路線。スプリント路線の層の薄さは過去の歴史が物語る。高松宮記念の過去3年で1~5着馬まですべて異なる馬が並ぶことが決定的な証。過去10年をみても1番人気がわずか2勝、2着0回、3着3回からも波乱前提でいいだろう。

前日1番人気のレシステンシアはいかにも危うい人気馬だ。頼りになるどころか、ごく普通に立ち回ることも稀な鞍上配置で1週前の期待とは裏腹にすべてがひっくり返った。主戦が怪我で不運な急遽の乗り替わり。たとえ主戦でもここは負けても驚かないという厳しい条件が揃った一戦だっただけにむしろ、鞍上は"ババを引いた"というのがしっくりくる表現か。いずれにしてもハナしか好走パターンがないことが最大のネック。抜群のスタートセンスとはいえ、千二未経験で外枠を引いたことが追い打ちをかける。これまでのキャリアで3ハロン目に10秒台の経験なしが致命傷になることは簡単に予測できるはず。
前走のレコード勝ちに何の強調点もない。同日の3歳未勝利千八で1分46秒6、前日の3歳未勝利千六で1分33秒8、前日の古馬2勝クラス千四で1分20秒0の超高速馬場ならば、むしろ1分18秒台が標準的。土曜日の毎日杯が驚愕のレコード決着になったことからも納得できる。とにかく前走の1~6着馬までの上がり差がわずか0秒3。惰性勝負になった決定的な数字だろう。ひと雨なのか、大雨なのか。馬場が内枠有利、前残り有利に加えて、アドリブの利かない鞍上はただただモズスーパーフレアの大駆けで実質逃げる形になることを願うしかない。

ダノンスマッシュは乗り替わりで即GⅠ勝ち。海外とはいえ、GⅠで1~3番人気が4回もある実力馬がGⅠを勝てなかったのは鞍上が足を引っ張っていたことの証にもなった。とにかく今回コンビを組む鞍上はスプリンターGⅠに苦い思い出がある。ダッシャーゴーゴーで歴史に残るGⅠ2戦連続の降着劇。最近のスプリントGⅠの下手っぷりはまさにトラウマになっていることをにおわせている。慎重、大事に乗りすぎなのか、いずれにしてもリーディング上位と思えぬへぐりを連発しているだけに実力どおり、数字どおりの信頼を置けないのが本音。この馬の唯一の二桁着順が昨年の高松宮記念で今回と同じコンビ。オーシャンS快勝から絶好調での参戦に加えて本番が重馬場だったことからも昨年の悪夢がフラッシュバックする。

インディチャンプの時代は風前の灯か。とにかく鞍上との息が合わない。前々走は必要以上の待機策でしかも前々で有力馬が立ち回っているにもかかわらず、直線まで仕掛けを我慢して展開負け負けというペース音痴ぶり。最速上がりでも届かずの0秒4差がすべてを物語っているだろう。前走も懸念されていた鞍上に足を引っ張られた。結局、決め打ちの待機策。折り合いを欠いたことでいい脚が一瞬に終わったことからも、すでにコンビ間の限界がはっきりとうかがえた。GⅠでマジックを期待できない鞍上が現実。短距離か、牝馬のGⅠなら実績ある鞍上でも、当然の乗り方をして当然の結果を連発ならば、ここもいつもどおりの乗り方でワイドラインが大きな壁になる。

今年の牝馬は軽視できないが、サウンドキララは正念場が続く。自慢の瞬発力を失ったディープ産駒に上がり目はないのが持論。過去12戦で5走前まですべて上がりNo1~5がその後No12、10、9、5。走るたびに上向いているとはいえ、さすがに以前の瞬発力を初距離で期待することは難しい。しかも高松宮記念のこの10年の勝ち馬はすべてが年明けで1度使われていた事実。驚くような好走があっても連対までが限界か。いずれにしても馬群に入れる位置取りより外々で立ち回るべき。

枯れたモズスーパーフレア、常に人気先行のダノンファンタジー、7歳8歳のロートル馬に期待は無理があるとして実力馬のセイウンコウセイダイメイフジも断念。掛かる馬とのコンビになると最近は最悪な結果しか残せてないが、折り合い自在のライトオンキューなら制御できそうだ。少なくても前任騎手より鞍上強化。得意な道悪(110000)、稍重(000100)。中京(110010)は負けても0秒3差というベストコース。叩き2戦目(200100)でさらなる進化。

忘れたころにやってくる抽選や滑り込み馬。今年は回避馬が出たためにアウィルアウェイが出走可能になったが、展開ひとつで大駆け可能な数字を兼ね備えている。昨年のこのレースの11着馬だが、ダノンスマッシュと同タイム。凡走したとはいえ、1番人気タワーオブロンドンと5番人気モズアスコットには先着している。昨年は古馬GⅠが初。今年はスプリンターズS3着、マイルCS12着など確実に経験を積んできた点が昨年と大きな違い。前々走のマイルを除けばここ5戦で上がりNo3、2、2、2。とにかく馬場不問の不発なし瞬発力型は乗り方ひとつ、コース取りひとつで大駆けがあっていい。