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5R6R
7R8R
9R10R
11R12R


11R
フォーメーション3連単I、7、6→I、7、6、4→

              I、7、6、4、5、9    (36点)


キョウエイの大逃げに直後で折り合えるマルターズナックユウユウの追い比べ。並べばモロい逃げ馬ならば、先行馬同士の決着。1分43秒前後の上がり競馬では不器用なタイプにとって苦しい条件。道悪の巧拙も重要なポイントになる。

マルターズグレードは千六のスペシャリストとして完成。3走前にセレブサンディサウンドイモン級を完封。前々走でB1にもメドが立てた勢いは、波のあった以前とはっきり変わっている。安定したスタートから自身の時計できっちり走る完全燃焼型。流れに左右されず、なにより馬場不問の道悪巧者ならば条件が揃いすぎている。自然流の折り合いで勝機が浮かぶ。

ナックザワールドはやはり千六になると鋭さが半減する。スプリンターとして目覚めたスピード型で、少しでもパワーが要求されると分が悪くなる傾向。再び番手競馬に戻しても結果は変わらないか。使い詰めで体調そのものも大幅な上積みは望めない。

年齢的なズブさが出てワールドエミネンスは入着ラインで一進一退になってきた。スピード、パワーともにピーク時よりゆっくり下り坂。勝ち星は3年も前になるジリっぽさでは、あくまでも展開次第だろう。前走はマクり合いになって流れは向かなかった。

ユウユウカイザーは再び波のある戦績に戻ってきたが、3走前のデスモゾームを本気にさせた1分41秒9など、古豪らしい破壊力は随所に出している。B1でも勝ち負けの実績で、今年になって1分41秒台のスピードならば軽視できない。人気が落ちると走る。

シゲフジオペラは振り返ってみればここ1年半で(7323)。1戦を除けばすべて掲示板で、ほとんどが負けても0秒4差という絶対的な安定感に特長がある。大バテしたレースが大井千六。特異な条件としても嫌な材料であることに変わりないだろう。メドが立っていたクラスで惨敗は休み明けのローテーションがいいわけにならない。手薄なメンバーでも全幅の信頼が置けない。

キョウエイオーザは立ち直るきっかけもつかめないが、馬体そのものの印象は悪くない。強気の逃げこそ好走パターンの個性派は、今までどおりの鞍上で変わり身は望めないか。テンに鈍く、ハナに立つのが苦労する逃げ馬にとって外枠は好条件。

ゴッドプロスパーは思った以上に地力強化されている。千六以上で連対が壁になっていたが、3走前に千八で3着、前走も強い逃げ馬を徹底マークしながら大きく崩れなかったことが成長の証。未知の魅力のバンドマスターは置かれるだけで終わっているJRAの成績から狙いづらい。