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11R
3連単1着BOXM→I、8、J、N、7  穴推奨

       3連単I→M→8、J、N、7

       フォーメーション3連複MーI、8、J、Nー

           I、8、J、N、7、L、K  (18点)


見た目に大物感のない発展途上の馬が揃った。好走パターンもはっきり固定してない低調なレベルでは、前々決着が確定的。逃げ苦戦の馬場で番手か、直後に折り合った先行集団の中から勝ち馬が生まれてくる。

リトルジュリエットは道営時代の実績から上位有力。デビュー勝ちして、なによりレースレベルの高い2戦目の3着が自信につながっている。勝ち馬は通算(4120)でJRA入りしたモエレエキスパート。2着馬は東京2歳優駿牝馬で2着のクラフィンライデン。4着馬はJRA転入初戦でいきなり京成杯3着と大駆けしたモエレピクトリーなら、ますます評価は上がるだけ。距離延びて3戦連続凡走したが、前走は価値ある2着で軌道修正の兆しがみえている。道中、両側からびっしり競られる厳しい流れは、向正すぎから各馬が早仕掛けとなるサバイバル戦。それでも2着争いの追い比べで制すれば、ここへつながるいいステップだろう。鞍上も心強い。

ハニービーは見た目以上にパワー、スピードを兼ね備えていた。どこか非力に映る馬体は実績どおり千二以下がベストと思えたが、前走は終わってみれば格の違いの圧勝劇。ゴールまで加速していくという13秒5−13秒4−13秒1のレースラップが素質の高さの証。追えば追うほど伸びる瞬発力は道営時よりもレベルアップの印象がある。勝ち馬がネフェルメモリーアンペアクラフィンライデンナサニエルなどズラリと揃った実力馬とのレース経験で、消耗戦になってもモロさが出ることはない。

ツインダイヤの前走は組んだコンビが悪かったと割り切るしかない。内千六でレース終了になるスタートの大ミス。ゴーゴーサスケを子供扱いした前々走とほぼ同じ時計でも、まったく流れに乗れないレース内容なら度外視できる。すっきり映る馬体でこれ以上の馬体減になると評価が落ちるが、前走並みの数字をキープすればスケールの大きさに再度注目したい。強力な逃げ馬不在で展開の利。

思ったほど馬体が戻らなかったロマは、入着ラインで一進一退の瞬発力ということ。重賞2着は2秒1差。同じように結果が決まった頃の一瞬の脚では自力勝負になって常にパワー負けの不安が残る。

千四までの距離経験を加味すれば、ジーエスタイムリーは一気の相手強化で頑張っている。3着エロージュとは0秒2差。ここ2戦の大出遅れは嫌な傾向だが、数々の課題にメドが立てば展開ひとつのレベル。

モナクランベルは自分の形に持ち込むことなく終わった。前々走は同日C2を上回る超ハイペース。完全に差し競馬での残り目は着差以上に価値のある内容だった。無抵抗で終わったこと前走は大外枠がすべて。好枠を引けば前走のような無様レースにはならないはず。スタート勝負。

メジャーサイレンスは3走前の重賞以外で連対パーフェクトの安定感を重視すべきか、常に置かれるズブさで割り引くべきか。客観的に判断しても物足りない前走で取捨に悩む。逃げ先行馬が激しいハナ争いの中で、かなり離れた後方で行くこともできない行きっぷりの悪さ。前がつぶれて届いたような末脚では勝ち馬とのレベルの差は歴然だろう。時計は同日C2より劣ったことからも怖さがない。外コースで本領発揮の差し馬のイメージ。