K、1、7
ズブい老齢馬が揃って確たる中心馬が不在。サイキョウノオオジの前走は相手に恵まれた差し切り勝ち。瞬発力勝負に弱さを露呈したドリームフローは、千六になってプラスのない距離実績。ここ2戦の惨敗は一気の老け込みが濃厚になったゴーゴータイガー。再浮上のイメージがまったく浮かばない。展開の利がすべてだったバトルアイノマイは、少しでも厳しい流れになれば4角手前でギブアップ。タカノサガミワンは休み明けで絞りすぎた馬体。以前の輝きが戻るか疑問。リズムの狂ったステップになるコロニアルディーバはひとまず叩き台。相手なりに走ることで限界のグラデーションは強調点に乏しい。徹底したスプリント路線でもこれだけ低調な相手になれば、今でも瞬発力に磨きがかかっているジルハートマニーが主役になる。