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L→9、6、J、I、8→
9、6、J、I、8、3、4、1 (35点) |
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いつもより差し追い込みが利いて、逃げ馬がほぼ通用しない馬場状態。1分12秒前後になる決着では千二でも単調なスピードよりパワー、底力が求められる。モマれることのないフリートにとって絶好の条件。
短距離路線を歩み始めたフリートアピールは、重賞制覇も時間の問題になっている絶対スピード。脚質の差だけだった前走は3着馬と絶対的な2馬身差。じっくり乗れる大井外コースでは崩れるイメージがまったく浮かばない。4走前、2走前で自己ベストの充実ぶりなら確実に賞金加算して重賞ロードへ。
マルカジークの前走は左回りというより、以前から課題だった気分屋の一面が出たと割り切りたい。初ダートが5走前で、砂を被る流れに嫌気が出れば単なる一過性のポカ。見せ場十分だった前々走のマクり競馬のインパクトは強烈で、良績のある千二で大駆け。
ディアヤマトは短距離路線で深刻なスランプから脱出したい。迫力満点の筋肉質ボディーは今でも目立つ好馬体。明らかに距離適性の低かったクラシック挑戦でリズムは狂ったが、千四以下のダートでは兵庫グランプリ勝ちを含めた(3001)。コーナーが2つの大井外コースで浮上のきっかけをつかめるはず。
ブローザウインドはいくら短距離ベターでも、良績のない千で慣れない船橋コースでは無理があった。前走は流れに乗れないまま、回ってきただけのレース。56`を背負って追い比べで凌いだ前々走を高く評価したい。
六から千八に良績が集中しているフサイチギガダイヤは、スペシャリストが揃うスプリント戦で強気になれない。前々走の結果から逃げるか、番手競馬に好走パターンが絞られたモロさ同居の先行馬は、ここで適性を見極める。
典型的なトレード成功で花開いたトーセンラヴは、恵まれた斤量から、56`でいよいよ真価が問われる。スタートミスでとりこぼした前走は仕方のない結果としても、一瞬の瞬発力は大井外コースも合うかどうか。スタートに集中。
ニックバニヤンはデビュー戦以来の千二挑戦。千八、二千で積極的に行くことはできても、これだけテンに速いタイプが揃えば自分の形に持ち込むのは困難。57`を背負って1分12秒台で走れるとは到底思えない。
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