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3R4R
5R6R
7R8R
9R10R
11R12R

 

11R馬単2→12、5、9、16、6

12→2、5、9、16、6

フォーメーション3連単2、12→2、12、5、9→

2、12、5、9、16、6、4、13、14 (42点)

3連複2、12−5、9、16、6、4、13、14

好不調馬がはっきりしているメンバーでも前々勝負の馬が勢ぞろいで落ち着くことのない流れ。マコトクンはこの枠で消極策は考えられないだけにヴァイタルチェレモエレエースがどこまで強気に行くかでマコトクンの結果が左右する。すんなりハナへ立てば逃げ残り、控える形ではマズルの差し切りか。いずれにしてもクレイマンオブを含めた4強ムード。1分39秒前後の決着では実績どおりの底力が結果に直結する。

最近のJRAも含めた競馬界は重賞で高齢馬の活躍が目立っている。低レベルな若い世代の存在は確かだが、それでも時計的に胸を張れる十分な内容であることは間違いない。追い切りや体調管理などの技術進歩の結果なら今までの概念を崩すべきだろう。8歳にして見事な復活を遂げたマズルブラストはまさにお手本のような上昇カーブ。マイルから長距離までこなす万能型は、デビュー以来初となる重賞連勝がこの年齢での状態ピークを示している。57キロで凡走は考えにくいが、千六重賞が未勝利という事実も忘れてはならないか。2年前のサンタアニタT2着、昨年のマイルGは4着。強敵相手になると意外に前を捕らえられないモロさが内コース適性の低さということ。理想的なモマれない外枠を引いたが、マコトクンを大名マークから力比べでは多少分が悪い。

ロイヤルマコトクンは羽田盃3着、ダービー5着だが、前走の失速こそが距離の限界を表している。千四以下で連対パーフェクト、千六以下に広げても(7212)がスピード能力の高さそのもの。デビュー2戦目の千四1分27秒8、5戦目の雲取賞1分40秒4など、短距離路線に絞れば重賞勝ちが時間の問題になる期待馬だろう。逃げにこだわらなくなった自在性を加味すれば今年は飛躍の年と断言できる。昨年のサンタアニタTは初の古馬重賞で3着馬に0秒1差。大井千六で1分40秒台を5度の安定感はズバ抜けている。3走前のスーパーヴィグラスを物差しにすればマズル相手でもまったくの互角。

クレイアートビュンは脇役から主役に昇り詰めることが難しい。相手なりに走って重賞だけの成績で(1757)。馬券を外した7戦も1秒以内の着差が3回でも、重賞勝ちが恵まれた相手の1戦だけとは何とも寂しい。切れ味一瞬のタイプはどう乗っても最後に根負け。千六(3410)が示すとおり自信の距離だがマズルマコトクンに勝ち切るイメージが浮かばない。逃げるマコトクンの直後、ラチ沿いで折り合って脚をためたい。

マンオブパーサーはJRA実績と大井(0023)を組み合わせれば、はっきり左回りベストのレフティーということがうかがえる。バンブーエールに競り勝ったダービーグランプリ馬の復活は頼もしいが右回りの千六、さらに大外枠を引いた条件の悪さは大幅な減点材料になる。4強の中では一番条件が合わない。

トップサバトンは典型的なスプリンター。こなせない距離ではないが、凄みは失われる。千六、58キロ、休み明けの三重苦で見送りが妥当。チェレブラーレロイヤルボスはすでに上がり目が望めないほど前走内容が悪い。ひと頃の勢いが失われたエースオブタッチもキャリア1戦だけの大井コースでは千六10勝の猛者でもトーンダウン。