3−12、15、18、13、4、7 3、12→3、12、15、18、13→ 3、12、15、18、13、4、7、8 (48点) 3−12、15、18− 12、15、18、13、4、7、8 (15点) オウケンブルースリがこれまで激走後に反動が出てリズムに乗れなかった過去の実績。復活したかどうかはここを使って判断した方が良さそうだ。確かに前走は復活近しを予感させる0秒2差。スローの上がり勝負とはいえ、58キロを背負って33秒1の瞬発力は全盛期を彷彿させる数字となっている。京都同様、直線長いコースは大歓迎の差し馬。東京(0103)は3歳時のジャパンCで0秒3差の5着、天皇賞秋で2着馬に0秒5差の4着、4歳時のジャパンCでウオッカと同タイム2着、5歳時のジャパンCで3着馬に0秒2差の7着ならば、数字以上のコース適性ということ。大幅な馬体減がない限り、トップハンデは気にならない。馬場悪化で仕方のない減点。 ため逃げより速いラップを刻んで本領発揮のコスモラピュタは頼りない鞍上を度外視して狙うべきか。これまで高いレベルで時計が安定している最大の要因がハナを切る選択が奏功。とりわけ前走は5ハロン通過が58秒5の超ハイペースにもかかわらず、並ばれてもうひと伸びしたのが地力の証。驚きの勝負根性で長い直線コースが未勝利の逃げ馬でも軽視できないということ。菊花賞5着、阪神大賞典4着馬。55キロは恵まれた。 キングトップガンにとってラピュタは目の上のたんこぶになる。逃げ差し自在に捌いても、やはり逃げベストが否めないいい脚一瞬のジリっぽさ。3走前の大駆けにしても、前々走の好位差しにしても最低限のロスで立ち回る鞍上の好プレーがすべてだった。瞬発力勝負では分が悪く、あくまで仕事人の鞍上の奇襲策待ち。 ビートブラックは前走で改めて瞬発力勝負に課題を残した。自身の伸びは確かだが、勝ち馬とは明らかな鋭さ負け。東京芝(1101)と二千五百(3101)の走る条件で見直すべきか迷う。今年の鞍上は下手乗りが目立つだけに、工夫が必要な大外枠を引いて軽視するのが自然な流れ。 ナムラクレセントはハイペースで逃げたとしても、並ばれて淡泊だった前走でGTの壁を感じた。阪神大賞典勝ち、天皇賞春3着が示すとおりの長距離砲で、二千二千でも距離不足だったことが否めない。鞍上泣かせの器用貧乏。テン乗りにプラスなし。 見た目に大物感をまったく感じないカリバーンが人気ならば、前走で復活の兆しがうかがえたフォゲッタブル。JRA初勝利が重賞というスター性十分の鞍上は心強い。格上げ戦になるトレイルブレイザーは、ひと叩きで中1週のローテーションを嫌った。
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