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東京裏読み

関東
3R5R6R9R10R11R12R

関西
3R5R6R9R10R11R

 

東京11R馬複9−16、8、2、1、10、13、11

3連単2軸マルチ9、16→8、2、1、10、13、11 (36点)

9、8→2、1、10、13 (24点)

9、2→1、10、13 (18点)

3連複1軸BOX9−16、8、2、1、10、13、11

過去10年で3連単の大荒れ続き。JRAではトップレベルに難しいレースだろう。結局1番人気の不甲斐なさと軽量馬の台頭。軽量馬の隠れステイヤーを探すことが的中への一番の近道か。大穴前提の予想で55キロ以下の馬に絞る。
まず脱落するのは極度のスランプから抜け出せないケイアイドウソジン、タイムオーバー明けのネコパンチ、豊富な長距離経験で平凡な時計連発のトパンガ、年齢的に上積みが見込めないリッカロイヤルセイカアレグロ。掛かるスマートロビンは腕力の衰えた鞍上の体力不安で策がなくなった。
残りはアプソリュートピエナファンタストサンテミリオンギュスターヴクライの4頭だけ。中でもアブソリュートは6走前に初の二千以上という徹底したマイル路線からのイメージ一新の挑戦だったが、意外にも距離の適性はある。未知なる距離の前々走で勝ち馬トレイルブレイザーに上がり時計で0秒1だけ劣る数字で着差は1秒。5着ビートブラックに上がり時計で上回って同タイムなら、納得のマラソンレースの挑戦だろう。GT入着実績のある重賞ホルダーが55キロで色気出る。

単純な力関係の計算ならギュスターヴクライ。中距離でも長距離でも掛かることのない安定した折り合いは、まさにステイヤーの姿。最近は最速上がりのない地味な勝ち方でも、前走は上がりレースラップが全11秒台を残り1ハロンで抜け出して押し切る横綱相撲。手ごろなハンデで陣営に力が入るのも当然。

スタミナと底力が求められた道悪の前走で最後まで集中力が途切れなかったサンテミリオンはスランプ脱出の気配。些細なことで変身可能なオークス馬ということを忘れてはならない。

ピエナファンタストマイネルキッツ基準から単純計算で軽視できない。斤量1キロ差だったステイヤーズSから今回は5キロ以上の差。当時上がり時計で0秒1だけ劣る数字で1秒の着差ならば、展開ひとつのレベル。

GT馬の2頭オウケンブルースリマイネルキッツは同じようなタイプで狙いづらい。本来ならばトップハンデでも菊花賞馬、天皇賞馬が負けるはずのない相手関係だが、いずれも狙ったレースで一戦必殺タイプ。大目標が天皇賞春ならば、休み明けのここは試走レベル。

ビートブラックはこれまで重賞未勝利に勝負弱さが示されている。昨年のこのレースは鞍上が疲れ切ってムチが使えぬキタサンアミーゴに直線終始追い比べで競り負けて人気を裏切るという失態。あれから重賞勝ちなしにもかかわらず、昨年より斤量2キロ増では狙えない。

ペルーサ相手に完封の前走は単に相手の下手乗りとしても、ヤングアットハートは良馬場での強さが侮れない。リフレッシュ効果だけが期待のコスモヘレノス、忘れた頃に走り出すトウカイトリックは鞍上の資質が試されるマラソンレースで乗り替わりとなって真価が問われる。