12→2→4 12→4→2 オルフェーヴルは歴史に残る最遅時計で勝ち上がった有馬記念でも、この程度の相手に負ける姿は浮かばない。同日1000万より2秒7も遅い低調な勝ち時計。それでも上がりレースラップは残り5ハロンから減速なしで、12秒0−11秒9−11秒4−11秒3−11秒3という極限の瞬発力勝負をひとマクりで決めることが超一流の証だろう。最後は流し気味で着差以上の強さだったことは言うまでもない。3着トゥザヴィクトリーは次走の日経新春杯でトップハンデを背負って貫禄勝ち。4着ルーラーシップも次走のAJCCで相手を子供扱いにした横綱相撲。6着ヒルノダムールは次走の京都記念3着なら、別定の57キロで取りこぼすことは考えられない。相手はGV級程度。どう勝つかが焦点になる。 13秒台を道中8度、上がりレースラップは11秒2−11秒5−12秒5で駆けた逃げ馬が振り切ったダイヤモンドS組からは狙いづらい。やはりGT出走組から。 今までない経験をした上がり勝負の有馬記念でジャガーメイルは生まれ変われる。ペースが読めない鞍上でも、今度は目標1頭なら必要以上に控えることがないはず。天皇賞はダークシャドウ、ブエナビスタにわずか0秒1劣る瞬発力。ジャパンCは2着トーセンジョーダン、4着トレイルブレイザーに上回るメンバーNo2の上がり時計。前走のようなロングスパートが合わないだけで、ごく普通のスロー競馬なら十分に対応力を備えている。
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