6→8、4、10、7、9、1
6→8、4、10、7
6-8、4、10、7、9、1
一気の素質開花は父譲り。オーシャンブルーが手薄なメンバーでタイトルに届く。3走前は後方で人気馬同士の牽制しすぎから取りこぼし、前々走はじっくり乗りすぎて同タイム勝ちになっただけで、内容的には完勝に近かった。前走は前有利な馬場と流れで4角大外ブン回す工夫なしの荒っぽさ。直線ラチ沿い有利な馬場で唯一外から差して勝ち馬を凌ぐ最速上がりなら価値は高い。ここ5戦4度の最速上がりが示しているように、末脚はますます磨きがかかっている。万全で挑むステップと理想的な直線の長さ。前走より軽い相手になって勝ち負け可能な計算が成り立つ。サトノギャラントは主戦に戻って再び思い切った騎乗になるだろう。確かに前々走はかなり離れた最後方から直線一気差しを決めたが、同じような乗り方ではいきなり古馬オープン相手に通用しない。 さらに千六~千八ベストを感じさせる切れ味で、経験不足の距離や前2走よりパワーが求められる馬場では確たる裏付けがないもの事実だ。いずれにしても人気ほど絶対的な信頼度はない。エアソミュールは前走の勝ちっぷりに疑問が残った。ギリギリ折り合うような気性の難しさは納得できても、直線抜け出してからソラを使ったような仕草はやはり気になる。中距離から再出発するクレスコグランドは度重なる休養で波に乗れないが、イメージどおりの距離で仕上がり早の大型馬なら無様な競馬にならない。 |