15→4、1、14、7、9、6
4→15→1、14、7、9、6
15-4、1-
4、1、14、7、9、6 (9点)
これまで3戦の内容でレッドオーヴァルの桜花賞勝ちがみえた。それぐらい強烈なインパクトある内容だったことは間違いない。デビュー戦はまさかの伏兵が大駆けするという油断騎乗。この馬も圧勝可能な爆発力だったが、この馬より先に動いた勝ち馬も同等の破壊力なら仕方ない。上がりレースラップ12秒0-11秒0-11秒0からもはっきり伝わるレースレベルの高さ。当然のように勝ち馬スズノネイロは次走も圧勝して連勝を決めている。前々走は追い出し始めのムチ3発だけ。直線半ばで勝負を決めて残り1ハロンすべて流してレコード勝ちを決めた。前走はムチなしで直線早々に抜け出す横綱相撲。最後気合つけのためムチ2発の快勝で誰もがクラシック級と確信できるはず。これまで余力残しの追い切りから一変して、古馬スプリンターも本追い切り日で全体の一番時計が体調に自信のある証。コース取りの差が大きく左右したジュベナイル組より色気が出るのは自然な流れ。どのみち徹底した折り合い重視で4角前からの仕掛けなら、大外枠に何の問題もない。
2歳女王ローブティサージュが相手だが、レースレベルに疑問が残るのは避けられない事実。前走はとにかく直線ラチ沿い有利。内目が伸びる馬場では枠順が大きく左右したことは言うまでもない。勝ち馬は終始ラチ沿い、2着馬は番手から、3着馬も最後ラチ沿いを突いて伸びてきた追い込みで、クラシックに直結してきた例年の勝ち馬レベルの威厳、風格を求めるのはいかにも物足りない。デビュー戦こそ最速上がりだが、デイリー杯、ジュベナイルで掲示板を外したサウンドアリーナに完敗の前々走が、ごく普通の流れでの力関係だろう。一瞬の脚を活かすには前走同様に道中はラチ沿いのコース取りにこだわりたい。
クロフネサンライズはローブがコケればこの馬も共倒れ。前走は千四までの距離経験でも残れた前々有利。さらに絶対的な直線ラチ沿い有利の馬場状態が後押しした。今でも目立った活躍馬のいないこれまでの対戦相手。ここ好走で前走のGⅠ2着を評価しても遅くない。
ヴィルジニアは1戦1勝でどこまで通用するか楽しみ。千八1分50秒割れがひとつのクラシック級の目安だが、それでも上がりレースラップ11秒9-11秒0-11秒1を外差しムードの中、内からズバッと差し切り勝ちを決めたことで水準以上のレベルを確信している。良血らしい目立つ馬体。底力は見劣らない。
前走はかなり外々を回らされたアユサンが好枠を引いて不気味な存在になった。デビュー2戦連続の33秒台の最速上がりがこの馬本来の姿。馬なりでマクって突き抜けたのがデビュー戦、コレクターアイテムに0秒4も上がり時計で上回った爆発力は唯一オーヴァルに対抗できる武器。
ウリウリは前走で完全にイレ込んだでもきっちり折り合った前走が底力そのものだが、馬体の成長がなく、あれだけスタート上手だった馬の出遅れは嫌な傾向。はっきり好走パターンが固まってない現状では前走のような乗り方に徹するか。瞬発力勝負では分が悪い。 |