4、7→4、7、11、6、8、3→
4、7、11、6、8、3、15 (50点)
4-7、11、6-
7、11、6、8、3、15、16、12 (18点)
フェデラリストはGⅠの壁だったのか、もう終わっているのか。評価をここで決めたい。GⅠ級相手とはいえ、前3走はあまりにも物足りない内容だった。3走前はハイペースで絶好の位置取り、馬場のいいところを通るコース取りなど申し分なかったが見せ場なしで終了。前々走は3角で鞍上があきらめるほど行きっぷりが悪く、直線の追い比べで完全失速の前走が衰えそのものの可能性は高まっている。前2走で自己ベストが唯一の救い。
上がり馬ムーンリットレイクは自在に動く機動力が武器でも、控える競馬に怖さがなくなった。折り合い難を抱える気性先行のスピード型で、完全に引っ掛かった前走が象徴的なレース。デビュー以来、最速上がりはわずか1度だけ。瞬発力勝負に弱さを露呈している現状でスロー確実な相手にとにかくハナを切ることが絶対条件となる。
大逃げの逃げ馬以外は超スローに近い位置取り。前々可能な自在型にもかかわらず、徹底待機を選択したフレールジャックの前走は鞍上のペース音痴がすべての敗因だった。好スタートから無理やり控えて引っ掛かるというリズムの悪さではいいわけはできないだろう。第2集団の前残りで勝負が決まったことからも鞍上と噛み合わなかった単なる展開負けとして割り切って狙い直す。
千八に限界を感じさせているカネトシディオス、距離克服に課題を残すマルセリーナ、極度のスランプから立ち直れないベストディール、ミッドサマーフェアなど実力馬がまずはきっかけ作り。充実した馬体となって復帰後3戦中2度の最速上がりが成長の証となっているミルドリームでも格下感はない。 |