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中山裏読み
関東
5R
9R10R
11R12R
関西
1R2R
3R5R
9R10R
11R12R
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中山11R

3連単2軸マルチ4、14⇒12、11、7、1、6、3、5 (42点)

4、12⇒11、7、1、6、3、5 (36点)

ヴァンガードは前走を含めて休み明け(000113)。それでも0秒4差で年齢的な衰えがないことがうかがえて、ごく普通に変わり身が期待できるだろう。なるほど昨年はわずかキャリア6戦、通算でも18戦ならば6歳にしてもう一段階のレベルアップが可能ということ。本来好機にマクれる自在性を武器に千八(310010)の安定感。前走で自身の良馬場ベスト時計がさらなる後押しとなった。

マイネルバウンスがあれだけ置かれるのは鞍上の性格か、馬の気性か。乗り替わりでようやくはっきりする。芝時代を含めても北海道専門のイメージが強かったが、最近はイメージが変わりつつある。結局東京で走らなかったのは距離不足だったということ。昨年夏から6戦続けて馬券絡み。道悪不問のマクりが固まっていよいよ本格化が間近になっている。仕掛けどころの難しい癖馬で乗り替わりがどう転ぶか。

ベルゲンクライはうれしい誤算。ダート路線変更が奏功して想像以上の走りで快進撃が続いている。デビュー2戦連続のダート大敗は単なる未成熟だっただけで、以前とは別馬として扱うべきだろう。芝で頭打ちというわけでもなく、致命的なズブさから流れにないレースが続いて刺激を求める程度の路線変更だったか。いずれにしても芝で33秒台連発の瞬発力に陰りはなく、前々走のダートでいきなり最速上がりに驚きはなかった。前走負かした相手は次走大楽勝でさらなる自信。

度重なる休養でリズムに乗れないスプリングシーズンはこの2戦で最後の審判が下るか。準オープンは通過点レベルをにおわす圧勝劇だった3走前から突然の不振。順調に使えなかったことが一番の要因としても、中身が悪すぎる。重馬場(020020)頼り。ダイヤノゲンセキの前走は直線伸びかけたところで前が壁になるロス。それでも前が開いた後の伸びは平凡で、あくまで劇的な変わり身を望めない7歳馬としての評価は変わりない。

鞍上と厩舎と血統のパッケージだけで人気になるならエルマンボの魅力は薄れる。前4走はあくまで特異な距離。スローを苦にしない理想的な立ち回り可能なレースセンスは認めるとしても、千八以下となるとまったく時計的な裏付けのない事実。単純な比較で良馬場千八で3秒の差は常識的に逆転が難しい。