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東京裏読み関東

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東京12R

3連単フォーメーション3、12、17⇒3、12、17、9、1⇔

3、12、17、9、1、8、14 (90点)

ファタモルガーナは長距離重賞に良績集中でマラソンランナーとしてのイメージが強まってきたが、もとより二千~二千六に強さ。二千では1分59秒台を2度、上がり32秒台を含まれる34秒以下を5度からもスタミナオンリーだけではないことがうかがえる。徹底待機から前々の積極策に脚質変換で以前の切れ味に陰りをみせているだけ。乗り方を戻して瞬発力勝負に挑むか。いずれにしてもデビュー3戦目以外、負けて0秒7差の安定感。東京(110111)、二千四と二千六(201010)、休み明け(221103)。崩れる要素は見当たらない。

ムスカテールの前走は単なる人気の盲点になっただけ。陣営の使えるところはすべて使うという適性無視のローテーションを見極めれば十分に主役として扱えた。転落の始まりは久しぶりのダートで好走した川崎記念だろう。2年前の目黒記念快勝後はGⅡ9、8、6着で早くも陣営はしびれを切らしてダート路線へ。そこでホッコータルマエに0秒1差2着で結果陣営に迷いが出たということ。昨年の目黒記念は0秒2差、オールカマーは0秒5差にもかかわらず、結果が出なくても度重なるダート挑戦でリズムを崩していた。前々走は休み明け(121106)、前走は叩き2戦目(201023)。二千四(210100)、東京(310012)の条件好転ならば、人気が落ちすぎていた。今回は昨年同斤量のトップハンデ。少し見込まれすぎただけにどれだけ割り引きかがカギ。

メイショウカドマツの狙いも悪くない。1年以上のブランクから完全に立ち直ったカンバック賞馬。前走は鞍上のへぐりとして乗り替わりで改めて注目した。ゴールドシップ世代の逃げ馬で皐月賞8着、京都新聞杯5着、ラジオNIKKEI賞4着、神戸新聞杯11着など、クラシックに縁はなかったが、それでも古馬相手に1000万から3、1、2、1着でダイヤモンドSに挑戦。絶好調時のアドマイヤラクティに3着なら胸を張れる。対戦比較からレベルを測るのは難しいが、少なくてもオープン通用の感触をにおわせた前々走の圧勝が能力基準。前走は決め打ちの逃げに出たが、同型に突っ張られて鞍上にとって想定外のハナ争いとなったか。自ら引っ掛かって自滅は、一過性のポカとして割り切れる。前走の馬体の良さからもうひと花を確信。ハナを切れば一変する。

昨年の覇者マイネルメダリストも不気味な存在だ。近走の戦績や馬体の悪さなど無視しなければならない。ここ照準らしい上昇度。叩き2戦目(001203)で前走0秒1差なら、叩き3戦目(011012)以上の期待が高まる。なるほど東京、新潟(252412)の直線の長さがそのまま生命線になるストレッチランナーで、二千五(322103)。二千四(113410)のすべて掲示板の安定感に適性の高さが示されている。時計勝負では手も足も出ないが、稍重、重(020200)の馬場になれば出番がくる。ひと雨ほしい