4、16⇒12、1、15、6、3 (30点)
4、12⇒1、15、6、3 (24点) 4、1⇒15、6、3 (18点)
16-4、12、1-
4、12、1、15、6、3、5、14 (18点)
4⇔16、12、1、15、6、3 16⇒12、1、15、6
エピカリスは古馬相手に通用するのか。勝ちっぷりだけでは裏付けに乏しい。現実に前走は過去8年でズバ抜けて遅い勝ち時計。この馬も直線は完全に包まれて内にも外にも動けず。結局残り100となってラチ沿いに切れ込んでスペースを見つけたが、前がクリアになった後に驚くような鋭さはなかった。低調レースで実質残り100だけの競馬。3歳になってわずか3戦だけのキャリア。価値を見出せないレースを1戦でもあったことが大きな誤算だろう。キャリアはもちろん、基本的に時計不足で初コースが初の関西遠征。百戦錬磨の古馬重賞馬相手に通用する根拠がなく、あくまで挑戦者の立場として参戦になる。
テイエムジンソクは重賞レベルにほど遠い鞍上の資質の低さがそのまま結果に直結しただろう。時計も勢いも脚質からも強気にハナを切れば安泰のメンバーで、道中は相手のリズムに合わせて折り合わせるという超弱気。前々走の圧勝劇こそがこの馬本来の強さ、能力の高さとして理解してできなかったことがすべての誤算だった。これまで折り合い自在で結果を残してきたことがかえってアダ。乗り替わりの制裁なしでは、再び持ち時計などを額面どおりに受け取れなくなる。
勝てるレースを何度も取りこぼしながら、デビューから5走前まで同じ鞍上にこだわりすぎて出世が遅れたことを再び繰り返し。陣営の親心というより単なる甘やかしとして割り切るべき。ここを圧勝できる力関係だが、前走の悪夢が再現されても驚かない。
アスカノロマンは昨年の10月から8戦連続で休みなく使われて完全にグロッキー。GⅠ3着馬のローテーションとして異例のフル回転だっただけに反動、消耗、衰えは避けられなくなった。その期間で掲示板外が4回。ダート(743338)からも堅実だった馬からムラ駆けタイプに変貌しつつあることがうかがえる。年齢の衰えからか、フィジカル、メンタル面の疲れとしても休み明け(300201)や京都千八(320202)に全幅の信頼を置けない。
タガノディグオは前走で古馬オープン馬との壁を感じさせて、モルトベーネは予想外の鞍上弱化で叩き2戦目(220003)でも狙いづらくなった。1000万卒業に時間のかかったタガノヴェリテが初の古馬重賞挑戦で価値を見出せくなれば、トップディーヴォの勢いは脅威。これまで日替わり乗り替わりで勝ちパターンが固まらなかったが、同じ鞍上に固定してレースぶりが安定。前々走は上がり時計がメンバーNo3、前走は勝ち鞍のない距離でもNo5。何より重賞初の掲示板確保が地力強化の証だろう。京都千八(411003)。 |