1⇔2⇔10、5、3 (9点)
1⇒10、5、3⇒10、5、3 (6点)
ジャパンCで勢いある牝馬に逆らえない傾向は今も昔も変わらない。第1回5番人気メアジードーツの制覇から始まり、牝馬は
第1~10回1着3回、2着2回、3着3回
第11~20回1着0回、2着5回、3着0回
第21~30回1着1回、2着1回、3着3回
第31~40回1着6回、2着3回、3着0回
第1~10回まで外国招待馬に良績集中から30年を経て傾向はガラリ一変。09年ウオッカが日本牝馬初勝利を皮切りに11年ブエナビスタ、12・13年ジェンティルドンナ、15年ショウナンパンドラ、18・20年アーモンドアイが制覇している。15年ショウナンなど正直、格下感の否めなかった馬でも勝ったことは印象深い。当時、賞金は一気に3億円の大台に乗った年で各馬が力の入る1戦だっだけになおさら牝馬有利をイメージづけただろう。
とにかく3歳牝馬には裸同然となる牡馬との斤量4キロ差が絶対的な強調点。今年のオークス時とかなりの馬場差を割り引いても、時計も上がりもさらなる時計短縮が計算できるリバティアイランドに死角らしい死角はない。
牝馬好走の条件は前3走で勝つか、0秒3差以内(道悪なら0秒5差)か、3着以内かのいずれかに該当する牝馬が必勝パターン。過去10年では13年1着ジェンティルドンナ、2着デニムアンドルビー(前走道悪)、15年1着ショウナンパンドラ、18・20年1着アーモドアイ、20年3着デアリングタクトの1~3着となった牝馬すべての馬がクリアしている。
同じ三冠馬だったデアリングタクト物差しで如実にリバティの凄さが伝わる。
デアリング(5戦5勝、年明け4戦、叩き2戦目、前走秋華賞)。二千四持ち時計2244、二千2006、千六1336。上がり時計ベスト331、最速上がり4回、二千四上がり時計ベスト331。
リバティ(6戦5勝、年明け3戦、叩き2戦目、前走秋華賞)。二千四持ち時計2231、二千2011、千六1321。上がり時計ベスト314、最速上がり3回、二千四上がり時計ベスト340。
若干二千四の上がり時計ベストでリバティが見劣りするものの、これは極限レベルの時計で楽に振り切ったオークス。残り1ハロンのムチ2発だけで突き抜けた内容で、しっかり追えば軽く33秒半ばを叩き出せていた。20年3着のデアリングに先着したのがアーモンドアイ、コントレイル。今年より段違いのメンバーレベルだったことからも今年のリバティに期待が高まる。
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