|
|
|
7、5→2、3、6、4、I (30点)
|
|
ほぼステパノス、スカイの一騎打ち。どちらもB3卒業が時間の問題になっている期待馬。時計勝負、距離にメドが立っているベストに近い条件では互角の評価。早めに抜け出すスカイをステパノスが追いかければ後続はち切れる。
ステパノスは勝負どころで行きっぷりの悪さが嫌な傾向だが、それでも前々走はB2通用レベルのピエールバスターと接戦。前走は最速上がりからB3が通過点になるような時計で差し切り勝ち。今後にますます期待が膨らんでくる。水に慣れて今が成長期という勢い。エンジンがかかれば息の長い末脚は、外コース巧者の差し馬としてほぼ完成されただろう。マクり気味に動ける自在性も加わって死角らしい死角がなくなった。あとは馬体の充実だけ。
スカイフレイバーは負けて強し。半年ぶりの実戦で千二のスペシャリスト相手に掛かり気味の折り合いながら好走した。細いくらいの10`増で実質B3レベルのランフォザバローズ、ラストチォンピオンに先着したことは大きな自信。デビュー勝ちの素質馬は手探りだった前走を叩けば、ごく普通に本来の凄みある瞬発力勝負に強い差し馬として輝きが戻るはず。あらゆる展開に対応できるセンスは確実に1分55秒前後。
マクロプラネットはパドックだけのブリンカーなど試行錯誤のやり方がようやく実ってきた。いよいよ本格化ムードを感じさせる渋太い末脚。完璧な集中力ではないものの、打てば響く瞬発力は外コースでは常に完全燃焼になっている。前々走で自己ベスト、前走は乗り替わり、格上げ戦で結果を残せば本物の勢い。生涯ピークのデキから豪快な逆転劇を期待したい。
クールビスティーは前走が本来の姿か。JRA時代は徹底した中距離路線。転入当初は戸惑いがあったが、3走前の千二できっかけをつかんだ。それまで千四以下が未経験で最速上がり。千二スペシャリストのプレイズアストーム、キバイヤンセと0秒3差ながら、脚色の差は歴然の瞬発力で出世が確約された。メドが立ったクラスでじっくり乗れる千八ベスト。妙味十分。
ヤマタカボウシは意外に千八で持ち時計が平凡。決まって置かれる脚質から外コースベターにも思えるが、いい脚が一瞬で内コースのマクり競馬が好走パターンになっている。1分56秒前半が限界。
ローレンネイティブはブリンカー効果があったのも3走前だけ。前2走は掛かり気味の折り合いになって裏目と出ている。どうにも難しい気性で集中力が長続きしない問題児。ムラは納得での狙い。
|
|