３、９、８

サイキョウノオオジの前走はペースオンチの逃げ先行勢でレースが壊れた。同日Ｃ２より前半で２秒以上も速いラップを刻めば追い込み競馬。自身の上がり時計が40秒台では前が止まっただけと判断できる。普通の流れになればいつもの姿に戻る可能性が高い。グラデーションの前走は平凡な勝ち時計とロスなく内々で折り合えた展開の利がすべて。すでに年齢的な衰えが見え隠れしてきた近況で、サバイバルになりやすい千五はもとよりムラ駆け傾向。ドリームフローは良績を残してきた千五の前走でズブさだけが目立てば衰え先行の嫌い。非力なコウノリンドウは前に行くこともできなくなって八方ふさがりになってきた。バトルアイノマイの前走は相手に恵まれただけで、年齢的に以前の瞬発力は望めない。長期休養明けでもタカノサガミワンの出番となる。千六１分41秒８の持ち時計は出色。