12−13、10、2、16、11、8 12→13、10、2、16、11→ 13、10、2、16、11、8、3、4 (35点) 13→12→10、2、16、11、8、3、4 12、13−10、2、16、11、8、3、4 トランセンドを苦しめた前走から1キロ減の56キロで出走できるダノンカモンは恵まれすぎの条件だろう。残り100で先頭も残り50となって逆手前になって勢い失速したことで今回ブリンカー着用か。いずれにしても現実に上がり時計でトランセンドを上回り、同斤量のエンポワールシチーには楽々先着。時計も文句なしのGT級の数字で距離不安がなくなれば、この程度の相手に無様なレースは許されない。ダート重賞では負けても0秒4差の勝負強さ。 シルクフォーチュンもこれから楽しみな1頭となった。前走は流れがはまったとしても、見せ場十分の最速上がり。残り1ハロンからエンジン全開となって一気に交わす勢いあったが、2着ダノンが外へヨレてひるんだことが致命傷。まともなら少なくてももっと接戦になっていたはず。このレースは過去10年で最遅勝ち時計となった前年を除けば、追い込み馬が台頭する傾向。前走と同じ舞台なら願ってもないチャンス。 エスポワールシチーに敵わなかったワンダーアキュート、ランフォルセに完敗したテスタマッタがある程度人気ならば、アドマイヤロイヤルの勢いは買える。追い出しをギリギリまで我慢して突き抜けた前2走の勝ちっぷりが見事。姉にラインクラフトを持つ超良血がダートで本格化してエリート路線への足掛かりになりそう。芝に見切りをつけてダート(3100)の砂巧者は、弾けるような瞬発力は重賞でも見劣りしない。 切れ味よりパワーでネジ伏せる競馬が合っているテスタマッタは、休み明けに良績がない弱み。ダノン、シルクより重い斤量も致命傷で、GT級となった南部杯組より上回る成績を残すには条件的に厳しい。
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