5、11、1、10、16 5、11→1、10、16、6、12 (30点) 5、1→10、16、6 (18点) 5−11、1、10− 11、1、10、16、6、12、2、4 (18点) サンカルロはいつも工夫のない乗り方で接戦が続いていたが、直線入口で外へ出すことなく、仕掛けを我慢すれば前走ぐらい走れるということ。結局いい脚が長続きしない一瞬の末脚は、早仕掛けで直一気が決められるほど持久力がないことがようやく鞍上にわかったか。外へ張り出してもどのみち届かなければ、前が壁になる覚悟で直線勝負に賭けることが重賞連勝のための絶対条件。 東京新聞杯のレースレベルは相当低い。ガルボの重賞連勝は計算上難しい。同日1000万より5ハロン通過で遅いラップ。絶対的に前々有利の流れで不甲斐ない逃げ馬を交わしただけの内容では強気になれないのも当然。外を回って届かぬ馬場と流れの中で内目の前々の位置取りなら時計ほど中身が伴わない。前走より逃げ先行馬が揃って避けられない時計勝負で分の悪さが決定的。 サンカルロ基準ならトウカイミステリーも差はない。重賞3度目の挑戦だった3走前に重賞初制覇した晩成型。慢性的なスタート下手とズブさで展開に左右される嫌いでも、現実に前走は対サンカルロで上がり時計が上回り、着差0秒2差に底知れぬ能力を感じさせている。最後方から内目をついて前が壁になってこの数字だからさらなる価値。ここ4戦で3度の最速上がり。千四までなら我慢は利く。 ひとまず重賞の壁に当たった近況だが、キョウワマグナムの評価は展開ひとつのレベル。33秒台以上の末脚でコンスタントに走ってきただけに、前走は見た目どおりに直線のごちゃつきが多少影響したと納得できる。まだ重賞2戦だけで、スプリンターの新星ロードカナロアには3走前に0秒2差という実績。ギリギリの距離でも絶対的な減点材料にはならない。
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