9、8、6⇒9、8、6、4⇒
9、8、6、4、12、3、2 (45点)
重賞の谷間とはいえ、未来の重賞ホルダーが少数精鋭で終結した。まずはベルゲンクライだが、フェブラリーS除外はむしろ好転するだろう。まだまだ一線級相手に互角の走りができるとは思えぬキャリアの浅さ。千八から千六へ距離短縮して時計と瞬発力をより求められる極限のレースでは掲示板確保も苦労したはず。芝からダートへ路線変更後は着差以上の凄み。走り慣れたコースと距離で確実に賞金を加算。
暴走気味の逃げがしっくりきていたノースショアビーチは制裁含みの乗り替わりだったら残念。確かに前走は大暴走の大逃げ。ブリンカー効果もあって以前より行きっぷりが良化したことと割り切れば納得の0秒9差だった。デビューから一貫して同じ鞍上に固執してきた個性派の逃げ馬が、乗り替わりだけで一変するイメージが浮かばない。
イッシンドウタイは重賞で掲示板の能力ならば、手薄なオープン特別で主役級の扱いが可能だ。前走も勝ち馬は絶対王者のホッコータルマエ。重賞経験の差もモロに出た結果ならば、1秒8差は悲観材料にならないだろう。とにかく相手云々より、稍重、重(405024)の道悪巧者を示す数字に引きつけられた。 |