13、1、7⇒13、1、7⇒10、11、12 (18点)
体調云々を度外視すれば、どう考えてもごく普通に立ち回ると人気馬3頭の三つ巴。年度が違えば各馬がダート王者として君臨しているほどレベルが抜けている。ノンコノユメ、コパノリッキー、ホッコータルマエの中でポカがあるとすればノンコ、コパノあたりか。ノンコは58キロを背負って激走した前走の反動。コパノは同型が揃うと必要以上に消極策になる鞍上に死角が見え隠れている。
それでも棚ボタ狙いの馬を探すのは苦労する。重賞5戦目、GⅠ2戦目のサウンドトゥルーはキャリア不足で不安だけが頭をよぎる。前々走は先行2頭がやり合う展開の利、前走は4角前に追っ付けどおしの行きっぷりの悪さでギリギリ2着に浮上した程度。GⅠ馬揃いで直一気可能まではもうひとランク上の地力アップが求められる。
自腹を切って来日したガンビットの意欲は買えるが、ダート初挑戦馬はまったく通用しないと思っている。オールウェザーとダートはまったく異質の存在。あくまでオールウェザー馬場の7戦7勝で、初の砂でもがく姿は簡単にイメージできるだろう。
ナムラビクターは良くて昨年から戦力が平行線。ロワジャルダンはハイレベルなレースの経験不足。ダノンリバティはGⅢで早くもクラスの壁にぶち当たれば妙味がない。狙うなら実績確かな短距離馬の大駆けか。ひと叩きのグレープブランデー、行く気になればハナを切れるコーリンベリーらは千八のGⅠで失うものがなく、控える競馬ではっきり限界を示したクリノスターオーは乗り替わりに怖さ。 |