11、14⇒15、1、17、12、6、5 (36点)
11、15⇒1、17、12 (18点) 11、1⇒17、12 (12点)
11-14、15、1-
14、15、1、17、12、6、5、10 (18点)
11、14、15、1
ダンスディレクターは距離延長で割り引いた。千二(331103)、千四(341302)で一見して大差ない距離実績だが、重賞だけに限ると千二(211103)、千四(020201)でこの距離未勝利が現実だ。千四はすべてGⅡとはいえ、千二はGⅠが含まれた数字だけに信憑性の高い数字だろう。8歳馬が実績のない関東(000003)にも嫌気が出る。
グレーターロンドンはディープ産駒らしい急激な成長がみられない。むしろゆっくりと下り坂に入っていると評価を固めていい。最悪なコンビが続くとはいえ、末脚自慢の瞬発力型が前走でNo5の上がり時計に陰りが見え始めた決定的な証。必要以上に控える鞍上にとって差しが決まりにくい高速馬場、強力な逃げ馬不在のメンバー構成では再び無策に泣くか。初の千四を使うことが刺激待ちの表れでもある。
デビュー2戦以外は徹底して千六に固執してきたムーンクエイクが重賞初挑戦に千四を選んだことに正直戸惑う。少なくても前走は完全なる力負け。すでに5歳のセン馬の将来性や成長余地をイメージする必要はなく、現時点での能力比較で十分に判断できるだろう。千六の持ち時計はここでメンバーNo7、単純な上がり時計比較はNo10。東京(220200)と休み明け(210210)頼りだが、本質的にスピード、瞬発力不足が否めず、何より重賞経験なしの5歳馬に価値を見出せない。
ディープ産駒のマイラーをクラシック時期に背伸びして距離延長で使った馬は、将来的に成長止まるのが早いのが持論。結局マイルでスピードと瞬発力に磨きをかけるべきところをスタミナ強化や折り合い専念などという余計なことで成長を鈍らせる嫌いがある。サトノアレスは例外的なのか、ここで真価が問いたい。デビューから3戦連続の千八で崩れなかったが、抜群の手応えで突き放せなかった5走前がギリギリの距離という表れ。距離を千六に固めて崩れなくなったものの、最速上がり連発でも勝ち切れないのが現実。未知なる距離でロートル騎手替わりとなって置かれる不安も出てきた。いずれにしても狙いは次。
決まって最悪なスタートになる鞍上に乗り替わり。最悪なコンビ誕生で本来、自信のある本命のはずだったシュウジは大幅に割り引いた。前々走は直線でスムーズに捌けず0秒2差、前走は58キロを背負って最速上がり。丸1年半以上も勝ち鞍ない5歳馬だが衰えるどころか、瞬発力はますます磨かれている。鞍上とのコンビの良し悪しが如実に表れる癖馬。とにかく乗り方ひとつで両極端な結果を覚悟しなければならないが、勝てる能力も備わっていることも事実。仕事人の鞍上が目の覚めたスタートを決めた際に残り目が出てくる。
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