18、7、5、15、4、14、10⇒11⇔
18、7、5、15、4、14、10、1、9、12 (126点)
11-18、7、5-
18、7、5、15、4、14、10、1、9 (21点)
11⇔18、7、5、15、4、14、10、1、9、12
ロートル騎手からの乗り替わりで期待したデンコウアンジュの前走はまさかの直線捌けず。前走程度の騎手レベルでは乗り替わりに何のプラスもないことがわかれば、主戦に戻して再び長く、じっくりと混戦を待つしかない。とにかく前走は醜い乗り方だった。あと1頭分だけ外へ出せば大外だったにもかかわらず、わずか1頭分内にこだわったために残り250で行き場なしの悲劇。ここから最後までまともに追うことなく流れ込み。追い込み馬にとって厳しい前残りだけに価値のある1秒差だったことは間違いない。最後はほぼ追わずに上がりNo3。馬に年齢的な陰りがまったくなければ、とにかく乗り方ひとつ。鞍上の衰えだけが大きな焦点。
マジックキャッスルは客観的にみれば乗り方ひとつで三冠を阻止できた。前走1~2角で勝ち馬より2馬身前から向正面で真外に並ばれたところが勝負の分かれ目。ここからさらに勝ち馬は前へ動いたが、この馬は頑なに仕掛けを我慢。3角で位置取りが逆転してこの馬が1馬身後ろに。直線入口までそのままの位置関係で手応えはこちらが上だったが、スペースがなかったために仕掛けの遅れがさらなる追い打ちをかけた。上がり時計も最後見た目の脚色もまったく同じ。後手後手に回った位置取り、わずかな仕掛けの遅れなどが重なって0秒2差は後手を踏まなければ着順の逆転も可能だったことを示しているだろう。少なくても勝ち馬と同等の評価ができるということ。スランプ気味の鞍上に乗り替わりとはいえ、前走より期待は高まる。
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