14→3、11、13、9、16 (60点)
14、3-14、3、11、13-
11、13、9、16、4、15 (24点)
理想的なステップで挑めるプレイズエターナルなら前走のような足踏みは考えられない。微妙な距離延長だったが、スムーズな折り合い。終わってみればデビュー以来、すべてのレースで最速上がりが素質の高さを物語っている。慢性的なスタート下手などまったく問題ない爆発力。距離2度目でもう1段階のレベルへ。
エールブリーズの前走はなだめるだけに懸命で直線だけの仕掛けでは届くはずがない。プレイズ同様のスタート難を抱えるが、レースレベルには太鼓判を押せるシンザン記念で直線半ばまで抵抗すれば、ここで楽に勝ち負けの計算が成り立つ。乗り替わりの刺激を得て躍進。
モグモグパクパクはイメージ以上に完成度が高い。前々走はマクり気味に動いて外から最速上がりの一気差し。前走は4角前にムチも、結果他馬が止まってみえるほどの末脚で着差以上の完封劇となった。千四の京王杯では最速上がりから0秒1だけ劣った末脚が世代トップレベルの証でスプリント適性の高さは証明済み。
ティーハーフの前走は正直拍子抜け。大逃げの形で人馬ともに戸惑いなら一過性のポカとして割り切れるが、いくらか掛かり気味になったとはいえ、些細なことで不発に終われば、兄サドンストーム同様に千二限定スタミナ馬としての評価で落ち着いてくる。いずれしても朝日杯5着ほどの怖さはなくなった。
ミリオンフレッシュは乗り役に恵まれず出世が遅れている。デビュー2戦目は直線入口、内々で我慢すれば前が開いたが、鞍上は焦って必要以上の外出しの大ロス。前々走は勝負どころでなぜか外から内の馬群へ。十分な手ごたえでも直線前が壁になって追えない致命的な不利があれば、前走の快勝こそがこの馬本来の姿ということ。能力は互角以上。
ラインミーティアは直線ラチ沿いを立ち回った馬が集中している前走のレースレベルが微妙ならば、予想以上に流れが落ち着いた際にワキノブレイブの残り目。未完成な馬らしい強さとモロさ同居だが、はまった際のレースぶりは豪快そのもの。 |