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阪神裏読み関東
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阪神11R

3連単フォーメーション5、3、4⇒5、3、4、8、9⇒

5、3、4、8、9 (36点)

3連複1軸BOX5-3、4、8、9  馬単BOX5、3、4、8

弥生賞同様にクラシックに直結するレースになることは間違いない。桜花賞1、2着馬が理想的なローテーションを組めるトライアルから始動。どちらも先を見据えたレースでどれだけの強さを示せるかが焦点だが、弥生賞ほど人気馬の信頼度は高くない。

ラッキーライラックに派手さはなく、過去の女王と比べてもごく標準的な能力レベルだろう。前走は過去10年でNo5の勝ち時計。レースの上がり時計はNo1でも、同日の古馬500万千八の最速上がりが32秒9からも強調するような数字でないことがうかがえる。それでもこのメンバーでは抜けた存在。前2走で最速上がり、コースは違うが走るたびに時計短縮の成長過程も逞しさを感じさせる。今後はハイペースとなってどう立ち回れるか。これまで超スローだけの経験。千六で5ハロン通過60秒をわずかに切った数字だけでは大本番に向けて経験不足が否めなくなる。いくらスローペース依存症を発症しやすいトライアルとしても、5ハロン通過59秒前後を経験して本番に向かいたいのが本音だろう。ペース音痴の鞍上は隊列で位置取りを決める傾向。取りこぼしがある際は前残りに限られる。

前々走のレベルが低すぎるにもかかわらず、GⅠ2着となったリリーノーブルは振り返っても首をかしげたくなる。確かにデビュー戦は強かった。最速上がりで後続を着差以上の完封としても、6、8着馬の上がりNo2よりわずか0秒2速いだけ。上位の馬で勝ち上がっているのが3着馬だけというレースレベルの低さ。前々走も4角の前3頭がワンツースリーという前残り。ラチ沿いからロスなく差し切れただけで、強烈なインパクトは残していなかった。ここでも持ち時計、単純な上がり時計比較、千六上がり時計のすべてがNo3。実績ほど抜けた数字を持ってないのが現状だ。

少なくてもリリーより直線でスムーズに捌けなかったマウレアが上の評価。前々走は入口から残り300まで勝ち馬に外からフタをされて行き場なし。鞍上の好プレーにやられて仕掛けの遅れが致命傷になった。ハイペースを積極的な位置取りで不発だった前走を教訓にして再び徹底待機か。キャリアを1つ増やして叩き2戦目。ラッキーリリーより万全な態勢で挑めるだけに真価を問える。

スカーレットカラーはまともに立ち回った際のレースに期待が高まる。とにかく前2走はロスというのか、下手というのか、厳しいレースだった。前々走は直線で一瞬壁になりながらも最速上がり。前走は中山素人らしく、ルーキー並みの慌てよう。出遅れて慌てて3角過ぎから大マクりの暴挙。4角前にムチ連発で直線入口では勝ち馬より位置取り前になるが、結局後ろから差される早仕掛け。遅すぎる乗り替わりで少なくてもじっくり構えて直線の追い比べとなれば上位人気馬と遜色ない。アルテミスS0秒4差、フェアリーS0秒2差。