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(1/30)川崎記念

フリオーソは王者不在でとりこぼすことが許されない。南関東に限れば(4410)。連対を外した3着時でも同タイム、東京大賞典で3着馬に1秒差が他馬と能力の違いを示している。JBCクラシックで0秒2差に迫られたサンライズバッカスも不在。自然流の折り合いで勝機が浮かぶ相手関係になった。平均ペースより速い流れが理想的な先行型は強気の攻めがしっくりくる。

フィールドルージュは遅すぎた交流挑戦になったということ。前走でようやく初重賞制覇。最速上がりから着差以上の完勝でロングプライド以下を差し切れば今後に夢は広がる。置かれるズブさがネックで割り引いたが、ジャパンCダートでヴァーミリアンと0秒2差は単純比較でフリオーソと互角の評価。乗り方ひとつ。

初ダートになるシャドウゲイトよりもひと叩きしたアンパサンドに注目した。ほぼ成長分の馬体増からパワーアップの計算。ゲットゥザサミットは報知オールスターC4着でコース、距離に適性は示している。

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(1/27)アメリカジョッキークラブカップ

ドリームパスポートの前走は賭けに失敗したということ。グランプリに未勝利の騎手を配置。いくら調教を付きっきりで馬との相性は認めても、超スローペースを最後方待機、4角で落馬寸前の自爆など技量の差がはっきりと出ては当然のトレードだろう。それでも最速上がりで3着ダイワメジャーとは0秒6差。改めて能力の高さを証明すればジャパンC、有馬記念でディープインパクト級と接戦の実績を強調できる。スピード、パワーのどちらでも対応できる能力を備えている自在型に、手薄なGUの別定戦でとりこぼすことはない。

エアシェイディは長距離輸送の18`減だったマイラーズCで一時スランプになったが、リフレッシュ効果で再び勢いを取り戻した。重賞勝ちはないものの、格を問わず重賞で接戦の連続。AJCC、函館記念、東京新聞杯、中山記念、中山金杯で2着。通算(6826)は負けても0秒3差以内の着差が実に12戦という戦績は完璧に近い。7歳で衰え知らずの良血馬は豪快な逆転劇が浮かぶ。

まさに一長一短の低レベル。ますます力の要る馬場になって、前残りが顕著な状態ではアドマイヤメインか。オープン特別でワイドにも残れない前走に強調点はないが、例年活躍する4歳世代が低レベルで高齢馬が揃ったメンバー有利の条件。ダービー2着馬の意地。

パワー先行のダブルティンパニー、苦手意識のあった中山コースを前走でクリアしたブラックアルタイルの勢いが魅力。シルクネクサスは前々勝負にこだわる鞍上で残り目。トウカイトリックはどんなレースでも相手なりというもどかしさで、常に割り引きが必要なジリ脚。穴ならば近走は斤量泣きと納得してトウショウナイトの復活。

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(1/23)ニューイヤーカップ

エムオーステージは自在性と勝負強さを武器に花が開いた印象。前走もテンのスピードは今ひとつだったが、直線で3頭追い比べになった際の反応の良さはケタ違い。一瞬、内にもたれたながら次元の違う瞬発力で突き抜けた末脚は今後に期待が膨らむ。道営時代は暮れの2歳優駿牝馬2着ブライズメイトと2戦連続で接戦。距離が千七になって一気に成長した上がり馬は、距離延長はむしろ好材料。前走の時計は同日のC1を軽く上回って能力の高さを数字的にも示している。

一発を秘めるのはブライトフェースか。デビュー戦で2歳女王のマダムルコントを子供扱い。2戦目に後の北海道2歳優駿勝ちのディラクエと0秒3差。3戦目には現実にエムオーを1秒8差をつけて大楽勝した。とにかくハナ切って能力全開の逃げ馬。小細工なしの単調さは前々走のように惨敗も覚悟だが、はまった際は強烈な勝ちっぷりになっている。前走も同日のC1勝ちはB級レベルのタキオンスピリットで0秒5差。2着馬には上回った時計ならば、C1と同等の勝ち時計と納得できる。ムキになっていた走りや大外枠からハナを主張した前走の乗り方から、ここでも玉砕覚悟でも逃げにこだわるだけ。単あって連なし。

ロイヤルマコトクンはスピードだけならNO1。前走はB級レベルの時計で楽勝。デビュー以来、安定している天性のスピードは強敵相手でも結果を残してますます評価を上げた。なにより番手競馬で折り合ったことで距離にメド。コンパクトにまとまった馬体から、小回りコースでスピード勝負は願ってもない条件か。逃げ争いの直後で折り合って、直線入り口で抜け出したい。

慎重に乗ったことが功を奏したノースダンデーは、同型が強力になって前々走のような掛かり癖が出るだろう。前走は馬任せでハナが切れた楽な展開。いくらか頭の高い走法でまさに逃げて完全燃焼の韋駄天は、控える競馬ではまだまだ課題が山積みになっている。同日のC2より遅い時計で、ラストのラップは14秒1というレベルの低さに強調材料がまったく浮かばない。

モエレマジックマンは大外枠を引いてギブアップ状態。道営2勝はいずれも逃げ切り勝ち。徹底した積極策にこだわってデビュー戦を除くすべてのレースで掲示板を確保してきた安定感。さらに前走時計は同日のC1を上回るレベルの高さ。秘めた能力、スピードは世代トップレベルに到達しているが、ここまで強力な同型が揃うと策がない。

ギャンブルオンミーの見た目に大物感がなく、非力なタイプで気性的にも幼さが残る若駒。同型揃いで逃げられなかった時点でレースが終わりそう。これだけ逃げたい馬が揃えばハイペースで人気薄の差し馬スパイクタリスゲンキチホマレリュウノキングダムミサトアンバードの台頭も十分。

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(1/20)日経新春杯

例年以上に低調なメンバーになった。重賞ホルダーでも不安を多く抱える。1番人気になるアドマイヤジュピタも連勝となると簡単ではない。前走は前が止まらない馬場状態、1000万勝ちの馬が2番人気になるほど低レベルなGUハンデ戦では、恵まれたことが否めない。キャリアはわずか10戦。レベルの高いレースを未経験でトップハンデは、さすがに条件面で少し厳しい。勢いそのままに勝った前走とローテーション的にも違いが出そう。

鞍上配置からダークメッセージも人気だが、一線級相手のGUではっきり壁ができた実績。相手なり、展開ひとつという条件付きのジリ脚は、昨年3着時より5`増の斤量でますます人気先行というイメージが強くなった。前々走の天皇賞を除けば、京都コースで4戦連続して連対中の適性だけが頼り。

トウカイエリートは昨年2着時から2`増に収まって休み明けの前走2着。一見ベストのローテーションに思えるが、叩き2戦目に良績がないことがどうしても気がかりになる。3歳時に6ヶ月ぶりを1着で次走6着、5歳時に3ヶ月ぶりを3着→9着、6歳時に4ヶ月ぶりを1着→2着。5歳時に6着→2着という1度だけの良化を示したが、1年ぶりの復帰戦で当然といえば当然だった。8歳にして傾向が一変するほど良化が計算できない。

マキハタサイボーグの前走は人気の盲点になっただけ。特異なステイヤー戦。徹底した長距離路線から地力強化で自己条件では結果を残していたスタミナ型が、手薄なGU戦で条件がはまったということ。ある程度のスピードを求められると厳しくなる。

本質がGV程度のメンバーでヒラボクロイヤルが面白い存在だろう。ダービー前まで(3511)の期待馬。毎日杯2着、青葉賞勝ちから完全に勢いを失っているが、いくら牡馬のレベルが低い世代といってもこのまま終わるとは考えられない。前2走のブリンカーで復活の手応えをつかめば展開ひとつ。

もちろん格下でも勢いがあれば突破できる。グロリアスウィークはひと叩きで復活が間近になっている。シンザン記念の2着は後のNHKマイルC馬ロジックに先着。弥生賞でアドマイヤムーンの2着など、まともならばクラシックも意識できた実力馬。度重なる休養でなかなか軌道に乗れないが、前走の4着は大きな自信になった。

アマノブレイブリーは京都記念0秒6差、粒ぞろいだった前走の0秒5差だが、8歳馬の長期休養明けで狙いづらい。オースミグラスワンアドマイヤモナークはスローペース依存症となっている現代競馬で致命的なズブさ。他力本願の追い込み馬は強力な逃げ馬不在で八方ふさがり。

人気上位馬に死角があって波乱前提。テイエムプリキュアを狙う。デビュー3連勝でジュベナイルを勝った2歳牝馬チャンピオンも昔の話だが、今でもところどころでみせる能力の高さが残像として残る。逃げた小倉大賞典は絶好調時の重賞2勝馬エイシンドーバーと0秒3差。阪神牝馬Sでは追い込んでメンバーNO2の上がり時計をマーク。続く福島牝馬Sでも勝ち馬に次ぐNO2の上がり時計で0秒5差に迫った。ダート挑戦やブリンカー着用など試行錯誤が続く中で、常に追い切りだけは動いてきた元女王。極端に馬群を怖がる気性が出世を阻んでいることが不振の要因となっていることは間違いない。逃げるか、追い込むか。極端な競馬に限られてきたが、明らかにスタミナ不足と感じた前走で積極策から0秒8差は、ハナを切れば輝きは戻ると確信した。逃げ馬不在で今回も追い切り豪快。走る下地は揃っている。

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(1/13)ガーネットステークス (GVだが特別掲載)

トウショウギアを物差しにすれば、ベルモントサンダーでも十分に狙える。確かにトウショウの前々走は大井外コースでご法度の3角から仕掛けた鞍上の甘さだが、現実にベルモントが圧倒的な瞬発力で先着した。JBCスプリント勝ちのフジノウェーブを前走で完封。五分に出ればとにかく強さを発揮している。統一G勝ちも時間の問題と感じさせるほどの勝ちっぷり。対トウショウで当時は同斤量、今回が3.5`差のハンデはあまりにも恵まれた条件だろう。スタートに集中するだけ。

ムラ駆け傾向が強まったが、フリートアピールは勝った時が強烈。モロさと強さが同居で狙いづらいが、大井千八1分51秒4は軽く重賞レベル。常に1分12秒前半で完全燃焼するスプリント適性を加味すれば、51`で内田博騎手は魅力十分。

中山走るスリーアベニューニシノコンサフォスはひと叩きで変わり身がすべて。59`で最内枠のプリサイスマシーンは厳しい条件。マイネルアビリオンの兄は南関東でオープンまで出世したゴールデンカバリエ。初ダートだがスタート直後に長く芝を走れる外枠を引いて面白い存在になった。

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(1/9)船橋記念

プライドキムは南関東の横綱になれるぐらいの強烈な2連勝だった。全日本2歳優駿でシーチャリオットを完封した砂巧者が3、4歳時の低迷は意外だが、川島再生工場で手応えをつかめばもうひと花も時間の問題だろう。レコード勝ちした昨年と比較しても格の違いは明らか。レース勘が戻っていれば無様な競馬にはならない。

10戦9勝、徹底したスプリント路線で重賞に挑んできたジルディーディー。一気に勝負が決まる距離ならば、スピードとスタートセンスの良さでカバーできる。振り返れば重賞級との相手はいなかったが、スプリンターそのもののレースぶりは常に完全燃焼。安定した時計から確実に58秒台の計算。

シルヴァーゼットに衰えはない。4走前にサンアディユと0秒3差、転入初戦の前々走で5着。地方の馬場適性の高さを示せば、金星まであと一歩の前走も納得できる。短距離適性は高い。

ディープサマーはどうにも歯がゆい競馬が続いている。転入初戦でボンネビルレコードサンライズバッカスに先着したが、最近は走るたびにトーンダウン。相手なりで走るタイプと評価が固まってきた。条件は悪くないが勝ち切るイメージが浮かばない。ベルモントギルダーは展開に左右されるムラ馬。距離に実績を残しても半信半疑。

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(1/3)報知オールスターカップ

レッドドラゴンの強さは本物だ。前2走の結果が4歳最強世代を裏付ける好内容。クラシックで世代トップ3にまったく歯が立たなかったが、古馬とのレースを経験して走るたびに成長がうかがえる。スタミナ不安を解消した3走前、瞬発力勝負の弱さを解消した前2走。超スローとなった前走は極端な上がり競馬で、外々を回ってロスのあった分、届かなかった0秒1差ならばクラシック当時より確実にレベルアップしている。対戦比較、磨きのかかった最速上がりは、ローカル重賞ではっきり力上位。前々走で競り負かしたのが暮れの大井開催オープン特別勝ちチェレブラーレが決定的な証。

マルヨフェニックスのジャパンDDの惨敗は輸送でイレ込んだことがすべてだった。パドックでチャカついて汗がポタポタ。巻き上がり気味の馬体で能力発揮を期待するのは無理な話。黒潮杯はチェレブラーレロイヤルボスを最速上がりで子供扱い。フロック視できない時計の裏付けで、本来の姿に覚醒したと納得できる。対戦比較から十分に単の計算。前走の初芝はドリームジャーニーと0秒6差で、改めて能力の高さを裏付けた。

ビッググラスに衰えは感じられない。昨年の根岸Sで初の重賞制覇、フェブラリーS3着はリミットレスビッドシーキングザダイヤメイショウバトラーに先着している。前々走で絶好調のフィールドルージュに0秒5差。好走パターンがつかみづらいが、低調な相手に58`は恵まれた。まずは気配優先。

川崎転入後は徹底したマイル路線で(9020)。ガッサンプリンスはJRA時代に千八2着の実績があれば、それほど距離にこだわることはないか。逃げ差し自在で安定した時計から常に完全燃焼タイプ。1年前のC1から1戦ごとに地力強化している天才肌は、生涯ピークで重賞に挑戦は絶好のタイミング。

エスプリベンは地元に限れば複勝率パーフェクト。大井戦をどう評価するかに限られた。地元では千六までの経験。体型的に距離延びてプラスと思えぬコンパクトにまとまった体型は、やはり短距離ベターのイメージが強い。真価が問われる重賞としては距離長め。

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