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(6/29)宝塚記念

メイショウサムソンの前走2着でも低評価は変わらない。好調時なら4角で並びかけてさらに突き放すパワー満点の勝ちパターンに持ち込めたはず。GT初挑戦の上がり馬に競り負けたことは世代交代、年齢的な下り坂も否めなくなった。相手は抜け出してからソラを使ったにもかかわらず、差し切れなかったことが決定的だろう。鞍上の勝負弱さも加わって人馬ともに完全復活まで時間が必要になっている。今年の武豊騎手は勝ち鞍こそいつもどおりだが、JRA重賞がわずか2勝だけの低空飛行。GTでは当然のようにペース無視。中団より後方からの競馬に徹している現状では、浮上のきっかけがイメージできない。前走もホクトスルタンのよどみない流れになったおかげで、結果的にベストポジションの位置取り。自力のマジック連発でGTを制していた頃がまるで昔話になってきた。人馬ともに以前の姿に戻りつつある良化度合いは、4歳馬の成長力の度合いより下回る。

アルナスラインを狙う。中、長距離馬として完成された4歳馬。リフレッシュ効果で1秒もち切った前々走はあまりにも相手に恵まれすぎたが、前走のGUにふさわしいレベルの高いレースを経験したことで自信度が増した。あくまでも展開負け。極端に逃げ馬有利に変身していた馬場状態で、対アルナスに2`減のホクトスルタンは最高の条件だった。不利な展開にもかかわらず直線の追い比べは迫力十分。勝ち馬よりも高い評価ができる0秒1差で文句なしのステップとなった。叩き3戦目のプラスアルファで頂点に立つ。

アサクサキングスの前走は結果、早めに追いかけたことが終い失速につながった。人気を背負っていれば脚質的にも血統的にも仕方ないと納得の敗戦だろう。好時計勝ちの菊花賞馬でも母クルーピアスターは千二3勝を含んだ通算千六以下6勝の限定スタミナ馬で、二千二百は大きく条件が好転する。エイシンの逃げで確実にスローな流れ。今度は早めに動いて正解になる。

ロックドゥカンブのゴール直前の急失速は休み明けがすべて。キャリア7戦目で初の東京コース。56`経験のない若駒が57`も微妙に響いている。ベストは二千前後の中距離馬。ひと叩き、右回り、器用さ重視の阪神内回りでアルナスとほぼ互角。

アドマイヤオーラは前走の負け方が悪すぎる。早めに追うのをあきらめとしても、故障のような急失速。予想以上にドバイ遠征が応えたか。帰国してまだ3ヶ月。完全復活には時間不足が否めない。

エイシンデピュティエアシェイディの上がり馬は道悪歓迎。馬場が悪化すればするほど人気馬上位と差が縮まる。実績馬のドリームパスポートは転厩によって転落した。どうにもリズムの出ない近走内容から、以前のレースぶりは期待できない。インティライミはいつまで好位差しにこだわるのか。本来は逃げて完全燃焼の単調な気性。得意の道悪、絶好枠、徹底逃げ馬不在ならばハナ切ることだけが生命線になる。

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(6/22)マーメイドステークス

休み明けのGTでベッラレイアは4着馬と0秒2差。それもいくらか距離不足のマイルで結果が出れば、叩いてますます信頼度は増してくる。オークス2着、秋華賞4着馬は牝馬限定戦で抜けた実績。波の激しい戦績となっているレインダンスザレマソリットプラチナム。格下感が否めないブリトマルティスホウショウループよりもチューリップ賞3着、桜花賞6着など実績確かなウインシンシアの復活が脅威。

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(6/19)北海道スプリントカップ

JRA重賞でもハナが切れるテンのスピードは大きな武器になるタイセイアトムは、初の交流重賞でも今季の勢いそのままに存在感をアピールできるだろう。徹底したダートのスプリント路線で花が開いた上がり馬。デビュー2連勝から長くスランプが続いたが、芝に見切りをつけたことが奏効して以前よりも大幅にパワーアップした。57`で挑める恵まれた条件で賞金加算のためにもとりこぼしたくない。

ジョイフルハートは度重なる休養でなかなかリズムに乗れないだけ。デビューからオープン2勝を含んだ11戦連続で連対は芝、ダート、距離を問わなかったエリート馬。5走前の重賞で大きな壁に当たってトーンダウンだったが、休み明けでいきなり2着がリフレッシュ効果の復活ということ。体調が戻れば短距離重賞は簡単に届く。

初ダートのステキシンスケクンが最内枠で微妙な評価。確実に砂を被る不利な枠順ならば古豪のアグネスジェダイ、地元のドラゴンシャンハイラブストレングスを穴に一考。勝負が一気に決まる距離で格下感はない。

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(6/18)関東オークス

どちらかといえばダートで良績を残す血統のカレイジャスミンの挑戦は不気味。ジュベナイルFで0秒6差、11着のクイーンCでも着差は0秒9、フラワーCで0秒6差など折り合えば常にクラシック級相手でも差のない競馬をしてきた。いい脚が一瞬で好位差しより、現状は前々走のようなハナがベスト。いずれにしても心強い乗り替わりで、積極策から再び激走。

相手はトミノプラネットに注目した。体型はマイラーを感じさせても、ゆったり流れる中距離は気性的に合うということだろう。差し追い込み競馬を積極策で粘った前走は勝ち馬と同等の評価ができる好内容。予想以上にスタミナも備わっている。転入当初のデキが戻れば無様な競馬にはならない。

能力上位でもマサノミネルバは仕上がり優先。プロヴィナージュの前走は同日の未勝利より1秒だけ上回った時計ならば、相手が走らなすぎただけ。時計に恵まれた前々走で評価は上げられないユキチャンは話題、人気先行で妙味なし。不器用さがネックになるハタノギャランブライズメイトは、乗り方に工夫が必要になった。ミスガイアは走るたびにタフになっている成長ぶりが脅威。

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(6/15)エプソムカップ

1000万からいきなり重賞勝ちしたサンライズマックスはモロさ同居。年齢的に一戦入魂になったグラスボンバーブライトトゥモローも結果に落差が出てきた。1600万から挑戦になるマイネルキッツヒカルオオゾラファストロックでも十分に太刀打ちできる。中でもマイネルは東京千八1、2、4、1、1着で絶対の自信。ここ2戦、連続で1分47秒前後は重賞級の数字ならば仕上がりひとつ。

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(6/15)CBC賞

行くしかないウエスタンビーナスニシノプライドタニノマティーニ。行きたいワイルドシャウトスパインが加われば1分7秒台の差し競馬。持ち時計からトウショウカレッジスピニングノアールキョウワロアリングの出番。久しぶりの芝となるスリープレスナイトテイエムアクションにとって時計勝負は分が悪い。

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(6/11)京成盃グランドマイラーズ

デスモゾームの前走は斤量6`差があったとはいえ、古馬重賞が初挑戦の上がり馬がスピード勝負のマイル戦を制したことは大きな価値がある。直線で並ばれてからもうひと伸びの二の足は着差以上の強さを感じさせた。馬っぷりの良さと気性の激しさから、ワンランクアップが可能な感触。ナイキを徹底マークから抜け出しは前走と同じ理想の流れ。

勝ち切れないレースが続くトップサバトンは前走の形で好走パターンを固めるか。好位差しではどうにもパンチ不足。逃げ先行型として新境地を見出したい。

意外性でナイトスクール。1年以上の休み明けを叩き3戦目で早くも完全復活した素質馬。前走があくまで距離と納得すれば、常に完全燃焼している地元千六で見直せる。

ナイキアディライトは年齢的にも正念場をむかえた。得意の千六で2戦連続の惨敗は世代交代を通り越して衰えそのもの。地元、良馬場の千六、デスモと2`差になっていいわけなしのガチンコ勝負で評価を固めたい。勢いから分が悪いレースになることは間違いない。

1年ぶりの実戦から復帰後のプライドキムは走るたびに評価が揺れてきた。休み前にあった圧倒的なスピード、パワーが明らかにダウンしている現状。乗り役が固定されない不運もあって評価を下げた。

ベルモントギルダーは重賞を勝ち切るパワーがないが、相手なりに動いて掲示板を確保というタイプ。現実に重賞6戦して9、3、4、5、5、3着でワイドなら展開ひとつのスピードと自在に立ち回れる器用さがある。56`での出走は魅力。

ベルモントサンダーは3年以上も千六を経験してない。徹底したスプリント路線で花開いたスピード型はひとまず叩き台が青写真か。昨年の勢いがない鞍上からもマジックは期待できない。

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(6/8)安田記念

ウオッカの前走は予想以上に走った。武豊騎手としては珍しく? GTで完璧な騎乗ぶり。好位から抜群の手応えで直線入り口へ。追い出しをギリギリまで我慢すれば、結果は別にして文句なしのレースぶりだろう。坂下までは差し切る勢いがありながら、もうワンパンチ足りないレース内容は、紛れもなく前任騎手の負の遺産。自らレースを止めるような失速ぶりは前走で始まったことではない。秋華賞、ジャパンCに加えてドバイでも直線半ばまで一瞬だけ勝機が浮ぶ瞬発力を披露している。悪くいえば勝負弱さだが、良くいえばどんな相手でも崩れないということ。前走のような乗り方に徹すれば完全復活も時間の問題か。単となるといぜん疑問だが2、3着付けで妙味十分。

連戦連勝のグッドババより、1年のプランクから叩き4戦目になるアルマダの方が魅力。跳びのきれいなグッドは雨が降り始めるとますますトーンダウン。逆にアルマダは胸前が厚いパワータイプで道悪歓迎。

JRA勢の中ではスーパーホーネットが頭ひとつ抜けた。前走の切れ切れの瞬発力が完成形。相性の良くなかった東京コースで結果が出れば死角らしい死角はない。鞍上との相性の良さでハイアーゲームが内々から虎視眈々。スズカフェニックスは枠順から当然のように4角大外へブン回しで届かないデジャヴーならば、実績でブリッシュラック、底がみえてないドリームジャーニーニシノマナムスメが面白い。

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(6/7)ユニコーンS

ダートひと筋(3210)のユビキタスは少なくてもダート未経験の馬には負けないだろう。サクセスブロッケンの存在で影は薄いが、この馬自身もかなりの能力を秘めている。自在に捌いて好時計を連発。追いかけて大バテしなかったハイレベルの前々走でますます自信が深まった。

芝馬の取捨が焦点。ドリームシグナルの母はダート1戦だけのキャリアで惨敗実績。姉ニホンピロラナ、兄コスモレヴューがダートにまったく良績なし。兄ホクトスルタンも芝馬ならば強調点がない。

サダムイダテンは出口のみえないトンネル入りしたスランプ馬で、本来の末脚が不発の連続になっている現状。ダート替わりの刺激だけで完全復活はイメージできない。

芝に浮気をしたナンヨーヒルトップシルクビッグタイムはダート千六勝ちのない弱み。モマれることを嫌うアポロドルチェが砂を被った時点でギブアップ。重賞経験馬にここまで弱点を抱えれば、やはりダート路線で経験を積んだタイプが相手か。クリールパッションは展開がはまったとはいえ、現実にユビキタスを差し切って2着。意外性のあるレースぶりは混戦浮上。ダイワマックワンは差す形はいぜん未知数だが、前走のダート経験は強み。前走で一変したウイントリガーアポロラムセスは勢いだけが頼り。ロードアリエスは母がクイーン賞、tck女王盃を勝ったレディバラード。ダートこそが活躍の場。

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(6/1)日本ダービー

皐月賞の本命だったベンチャーナイン狙いも悪くなかったことが前走で証明された。デビュー3戦目の萩Sと皐月賞以外はすべて最速上がり。デビュー2戦目はレコード決着の2着でキャプテントゥーレに先着。東京スポーツ杯で皐月賞2着タケミカヅチと同タイム、京成杯では皐月賞3着マイネルチャールズと同タイムで金星まであと一歩。前走の圧勝も何ら不思議のない勝利だろう。馬場差を考慮すれば時計もかなり優秀なことがうかがえる。同日の古馬1000万で千四1分22秒9、古馬1600万で千六1分35秒3。良馬場比較で1秒5ぐらい時計のかかる状態ならば、単純計算で2分フラット前後級の価値。3着ヤマニンキングリーが土曜の白百合S快勝も納得できる。展開に左右される他力本願型だが、世代トップレベルの瞬発力に特長。差し追い込み馬のペースになればいつでもどんな条件でも走れる潜在能力を秘めている。ラチ沿いが伸びない馬場状態になればますます色気が出てくる。いずれにしても皐月賞同様にショウナンの出方次第。

ショウナンアルバの前走は考えられない下手な乗り方で大波乱を演出してしまった。この馬がハナを主張してようやく平均ペースになるようなメンバー構成。スタート直後から控えれば当然、流れは遅くなって前は止まらない。徹底して控えれば負けても収穫のあるレースになるが、結局3角手前から中途半端な仕掛けで自滅の内容では好位差しでの不安は解消しない。教育にもならないちぐはぐさ。読みが浅いというか、腕が悪いというか。なぜそこまで差し競馬に固執するのかがわからない。気性面の短所をクリアするには時間のないクラシック戦線。勝った共同通信杯でさえ、向正は気の悪さが出て完璧といえない勝利ならば、ごく普通に勝ち方が強烈だった逃げ切り勝ちにこだわるのがセオリーだろう。現時点では逃げ馬の評価が一番しっくりくる。ハナを切れば面白いが、掛かる面はみせなかった前走で再び策におぼれる可能性が否めない。鞍上もGTではとにかくプレッシャーに弱い。

マイネルチャールズは弥生賞と同じように乗れば勝機が浮かんでいた皐月賞でまさかの中団待機。スローとなって勝ち馬を早めに追いかけたことで、いつものような迫力はなく、ジリジリとしか伸びてこなかった。スタート直後にあっという間に包まれて行き場を失ったこと、馬体の成長がほしいギリギリの状態だったこと、プレッシャー負けした鞍上を割り引いても、2着馬に追い負けて4着馬にもゴール直後に交わされてイメージダウンが否めない。いくら前々有利の流れでも距離が長かったレッツゴーキリシマをギリギリ交わした程度の脚では、距離延びて評価が上がることはないか。いずれにしても馬体増が絶対条件。今度は強気に行くべき。

ディープスカイの前走は鞍上のコース取りがお見事だった。直線で外を選んだ馬が多かったが、終わってみればラチ沿いを選んだ馬がワンツースリー。馬の力を最大限生かせる乗り方をすれば負けようがない能力だったということだろう。4角ひとマクりで子供扱いしたアドマイヤコマンドが青葉賞を快勝。世代基準になるマイネルチャールズと接戦していたブラックシェルを前走で寄せ付けないレース内容ならば、能力そのものはトップの評価ができる。焦点は距離克服に限られた。千八までの重賞経験で克服するのは相当の能力差がないと難しい。同じローテーションでダービーを制したタニノギムレットは皐月賞→マイルC→ダービー。キングカメハメハは当時二千だった毎日杯→マイルC→ダービー。昨年2着のアサクサキングスも皐月賞→マイルC→ダービーといずれも二千を経験していた。道悪となればますますスタミナが要求されるごまかしの利かないサバイバル。人気になればなるほど妙味は薄れていく。

レインボーペガサスの前走は最後のひと伸びがここにつながってくる。勝ち馬より0秒9も速い最速上がりでゴール直後にはマイネルを交わしていた力強さ。母は千八4勝、二千ではっきり距離の壁を感じさせて血統的にスタミナ切れの不安はあるが、道悪で混戦になれば話は別。手の内に入れている鞍上のマジックを期待したい。

アドマイヤコマンドは前走をどう評価するか。稍重となって過去の青葉賞記録と照らしにくくなったが、2年前のダービーで連対したアドマイヤメインを物差しにすればレースレベルがわかってくる。同日の3歳特別は2年前が1分34秒4、今年が1分33秒9。2年前の青葉賞が2分25秒3、今年が2分26秒9で物足りなさがはっきりと数字に出ている。さらに前走は12`減の目イチの仕上げ。キャリア4戦目の未知の魅力というより、若さの露呈が心配になる。

ブラックシェルが前走と同じ鞍上ならば自信の本命だったが、再び武豊騎手に戻って評価を下げた。必要以上に控えて直線でヨレる失態となったきさらぎ賞、スローペース無視で後方待機の皐月賞など最悪に近いコンビでは強気になれない。GTでの不甲斐なさが続く鞍上が天皇賞、ヴィクトリアマイルでようやく光がみえてきたが、奇跡を連発していた頃と比べるとまだまだ物足りない。内枠を引いてスタート直後から控えて脚を余す姿が浮かんでくる。

タケミカヅチはとにかく混戦に強い。弥生賞、皐月賞ともに時計がかかったことが好走の要因だが、それでも追い比べでマイネルチャールズ以下を振り切った渋太さが地力強化の証。意外性あるゴールドアリュール産駒。一概に距離不適とも思えない。

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(6/1)目黒記念

昨年の菊花賞2、3着が出走すれば実績重視。休み明けの前走でイメージ一新されたアルナスラインは、いいリフレッシュで好発進。斤量にメドが立てばベストのステップで連勝濃厚。ロックドゥカンブは能力そのものにヒケをとらない。有馬記念4着はアルナスにない価値のあるレース。仕上がり注目。スタミナ勝負に持ち込みたいホクトスルタン。復活の手応えをつかみたいアイポッパー。道悪歓迎のトレオウオブキングが穴候補。

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