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コース経験の強みに見た目の良さが加わるオリークック、ピーチマキアート、クイーンサバンナはさらなる上昇を感じさせる雰囲気がある。前走は4角前で終わったピーチ、抜群の手ごたえながら不発だったクイーンは、距離延びて再び壁に当たる可能性は否めないが、終始外々を回るロスで大マクりから見せ場あったオリーの主役は確定。マルヒロブライティは2連勝ほど底力が期待できない。前走は少頭数の前残りという恵まれた流れでチョイ差し。4角の手ごたえの悪さから、一気に相手強化とペースアップでポカが頭をよぎる。 徹底した芝路線からいきなり地方ダート重賞に挑戦するヤサカシャイニーに怖さはない。バルデュソワールはキャリア1戦で長距離輸送の嫌い。リアライズノユメはこれだけ厳しいローテーションになれば上積み微妙。距離経験もないウッドシップはモマれることが覚悟の枠順を引いてもがく姿が浮かぶ。今年のJRA勢は低調で道営馬の出番。経験豊富なクラーベセクレタ、マツリバヤシ、モルフェソングエル。逃げ差し自在のマニエリスム。差す競馬が固まっているオーゴンヒリツなど魅力の伏兵多数。 ディアーウィッシュはJRA時代の実績以上に南関東で出世してきた。転入後(4110)は負けても0秒4差という絶対的な安定感。浦和千九は当時A3でカキツバタロイヤルの2着。3着馬に6馬身差という強さなら58キロを背負っても何ら減点材料はない。 ダートは1度だけの経験でも未知なる魅力でドリームトレジャー。JRA1600万9戦連続1秒以内の着差でトレードへ。低調な南関東限定の重賞では展開ひとつ。勝ち切れないも重賞で大崩れのないクレイアートビュン。モロさ同居のブルーラッドは結局相手なりに走るだけ。距離に限界が見え隠れしているヴァイタルシーズ、ルクレルクよりスタミナ豊富なサイレントスタメンの底力。 現役最強の地位を確立して歴史的な名馬の勲章を手に入れたも同然のエスポワールシチーの連勝は止まらない。おつりを残して連戦連勝。昨年の覇者はふた回り以上も成長を遂げて得意の千六で死角がまったく見当たらない。 じっくり折り合える盛岡コースはイメージどおりのオーロマイスター。ひと叩きのテスタマッタは変わり身がすべて。前走の上位3頭とは完全なる鋭さ負けで評価が揺れ始めたが、エスポワール以外の比較ではまったく見劣らない。
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