|
|
ディアーウィッシュの強さは本物だった。前走は掛かり気味の折り合いで結果早仕掛け。それでも斤量軽いトーセンアーチャー、シャレーストーンの猛追を退ければ価値ある一戦だったことに間違いない。交わされてからのしぶとさが充実の証。前走よりさらに落ちるメンバー構成で主役は譲れない。 サプライズゲストの前2走は組みやすい相手。同型に行くしかないキングス。たとえハナを切れてもディアーに終始突かれる流れでは単より連向きの人気馬。 ライジングウェーブは前走で交流重賞の入着経験馬が見せ場もない大敗なら、鞍上とのコンビ間の悪さと割り切れる。もとより左回りの千六で良績集中。 目イチの仕上げだった前走は前半のロスが大きく響いて届かぬ4着。トーセンアーチャーは極度のズブさがネックで、どんな流れでも連対までがひとつの壁。強力な先行馬2騎をマクり切るのは至難の業。 キングスゾーンはハナ切った際に怖さ。昨年暮れには船橋千六のオープン特別でルクレルクに同タイム2着。今年4月には船橋千八のオープン特別でカキツバタロイヤルに先着なら自分の形にこだわるだけ。 前走より一枚も二枚も落ちたメンバーではスーニの独壇場。天敵スマートファルコン不在なら勝ち方だけが焦点。セレスハントは小回りの地方ダートはイメージどおり。衰え顕著のヴァンクルタテヤマより、意外性のダイショウジェットが魅力。 寂しいメンバー。スピードレベルが数段違うサマーウインド、ミリオンディスクでぶっち切るだろう。3角すぎからペースアップで次々に脱落。地方ダートに適性が高いガブリンは理想的なローテーションと直線長いコースという最高の条件で一発狙い。 故障がない限り、カネヒカリの快進撃は続く。58キロを背負えば、この程度のレベルでとりこぼしは考えられない。すでに王者として復権。足元がまともなら歴史に残る超一流馬として扱うだけ。焦点は相手探し。シルクメビウスのムラっ気は鞍上のへぐりも多い。過信した乗り方で脚を余してきたが、目標がただ1頭だけなら3角前から動くはず。大井内千六よりじっくり折り合える二千でアドマイヤフジの2頭に絞る。常に混戦待ちのロールオブザダイスは時計がかかってワイド突入。距離にも地方ダートも確かな裏付けのないオーロマイスターは半信半疑。
|
|
|