9、11、4、18、13、14⇔9、11⇔
9、11、4、18、13、14、1、8、17 (182点)
アポロノシンザンの前走は相当なレベルだ。当日は雨が降っている馬場で1分9秒2。前日晴れの良馬場で1600万3着馬が1分8秒4から数字的にもうかがえる価値の高さ。短距離では絶対的な着差の0秒6差は、単純に500万以上のレベルが妥当な評価となる。千六も長いという限定スタミナはまさにスプリンター色の強いスピード型。掛かり気味の折り合いで0秒4差だった京王杯が本来の底力。叩き3戦目の理想的なローテと条件がリンクして化けるチャンス。
デビュー2連勝のケツァルテナンゴは距離短縮で狂ったリズムを修正できる。超スローの千六で33秒7の上がり時計以来、鋭さ負けが続いているのが現状だが、千六では掛かり気味になるレースが多く、馬体的にももっと走っていいイメージ。前走も超スローで直線は前が壁、半ばになって外へ出すロスがありながら0秒4差なら上々の試運転ということ。母はJRA4勝。
フミノムーンの前走は内々だから凌げたという掛かり気味の折り合い。中団で4角まで引っ掛かる折り合い難。それでも抜け出してからレベルの違う瞬発力で着差以上の圧勝とならば悲観することはない。強さとモロさ同居は納得の狙いで、落差のある結果は覚悟の上。
勝ち馬は直線で終始前壁になって追えなかったにもかかわらず、最後の最後で差し切られた失態は相手が新潟2歳S、京王杯それぞれ3着のニシノラッシュだから仕方なしと割り切るべきか。いずれにしてもブリクストは最速上がりが2度の瞬発力でも、もうワンパンチ足りないことが前走で明白になった。中京千四の経験だけが頼り。
過去5年でワースト時計となったシンザン記念を0秒1差ではレンイングランドのパフォーマンスが一気に上がったとはいえない。ビヨンジオールの瞬発力は小回りで本領のイメージ。千六にスタミナの限界を示しているワキノヒビキが距離短縮で盲点になりそう。 |