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関東
6R
7R8R
9R10R
11R12R
関西
1R3R
9R10R
11R12R
WIN5

東京12R3連単フォーメーション8、11→8、11、7、4、12→

8、11、7、4、12、3、5 (40点)

3連単7→8→11、4、12、3、5、14

3連複フォーメーション8-11、7、4-

11、7、4、12、3、5、14、1 (18点)

アドマイヤラクティは予想以上に地力強化していた。前走はスタミナ勝負のサバイバル。総合力を求められたレースで例年の勝ち時計級の数字で駆ければ文句のつけようがない。これまで最速上がりは8度も記録している切れ者だったが、最近はクラスの壁に当たって以前とイメージが違っていただけに明白なスタミナ強化は大きな自信にもなる。いずれにしてもスピード勝負対応には十分すぎる裏付け、スタミナも太鼓判。前残りの傾向が強いこのレースでどう捌くかが勝負のポイントになりそう。好機のマクりで仕留めたい。

ノーステアはホームコースでどれだけ踏ん張れるか。とにかく東京は走る。これまですべて掲示板確保の(5234)。残り100で大きくヨレた前々走から距離の限界をはっきり示したが、二千四ですべて掲示板の(4023)なら二千五は我慢できるだろう。テッポー駆けもする仕上がり早がひと叩きでさらなる上昇ムード。完全燃焼連発の叩き2戦目、2戦2勝の鞍上にスイッチ、手ごろなハンデで初重賞制覇にリーチがかかった。

タッチミーノットは大事に乗りすぎて脚を余すレースが続いている。前々走は逃げ馬の大逃げでじっくり構えすぎ。最速上がりの末脚でも届かず、この馬より前々で攻めた馬が上位独占に鞍上のペース判断ミスが示されている。前走も大逃げで再び鞍上の体内時計が狂ったか。位置取りが悪すぎて終始後手後手。第2集団の先団2頭で勝負が決まれば、なおさら自在型の引っ張り殺しは悔やまれる。二千四までの距離経験でGⅡキャリア2戦目だった昨年より確実に上のステージまで上り詰めれば、重い斤量でも昨年0秒6差以上の走りに期待が高まる。とにかく前々の積極策に戻して軌道修正をするべき。

ムスカテールの前走は積極策がモロに裏目に出た。ハイペースを前々勝負。GⅠ初挑戦だった馬としては厳しい流れだったことは言うまでもない。それでも古馬重賞では前走を除けば2、2、3着。ルルーシュに接戦してカフナタッチミーノットに先着。同斤量のフェノーメノに0秒4差の前々走が決定的となって一流が裏付けられている。先行差し、マクりなど自在に捌けるレースセンスは何よりの強み。

ルルーシュの扱いは難しい。確かに前走は見切れる要素があった。質より量を求め続けている厩舎にとって正月を挟むローテーションは鬼門ということ。案の定、本来ならば折り合い自在のレースセンスの持ち主が完全に引っ掛かって4角前にレース終了の惨敗となっている。札幌でレコード勝ちの直後で手薄なメンバーだったにもかかわらず、4走前は完全な力負け。3走前にGⅡで横綱相撲ならもう少し走れたはずの前々走など、強さとモロさ同居が4歳でも解消しなければ休み明けで驚くような変身を期待できない。二千二以上の距離では上がり34秒半ばで壁になっているのが現実。

カフナは前走が目一杯の競馬で上がり目が微妙になった。ごく平均ペースで超縦長になる特異な流れとしても、直線先頭に立ったところから勢い失速気味。ムチによって尻尾を振る悪癖を露呈した辛勝はけっして雨のせいではないだろう。前走は谷間のオープン特別で重賞レベルにほど遠いメンバー。相手強化にもかかわらず、さらなる斤量増加で妙味がなくなた。ゴール直前で交わすようなチョイ差しが理想か。

デスペラードはやはり58キロが鬼門か。これで3度経験してすべて惨敗。前走で時計も求められる長距離戦に限界を示せば、9着に納得するしかない。例年このレースはスローになりやすく、直一気が決まりにくくなっているだけにますます狙いづらくなっている。ひとまずスローを待って直線勝負に賭けるだけ。

大穴候補にユニバーサルバンク。勝ち切れないレースが続いているが、間違いなく長距離砲。昨年の目黒記念は57キロを背負って0秒4差。前々走は良績のない休み明け、前走はハイペースに巻き込まれた惨敗なら、まだまだ見限れない。目黒記念制覇直前のスマートロビンを完封やナカヤマナイトにオールスカマーで0秒2差の実力馬が昨年より斤量1キロ減で挑める好条件。大逃げネコパンチを行かせて第2集団先頭から流れ込みを狙う。