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小倉裏読み関東

3R8R
9R10R
11R12R
関西
3R5R9R10R11R12R
ローカル
4R11R
WIN5

小倉11R3連単フォーメーション1、11、14→1、11、14、15、7→

1、11、14、15、7、16、2 (60点)

3連複フォーメーション1、11-1、11、14、15-

14、15、7、16、2、6 (24点)

絶好の馬場状態で追い込み馬に偏るメンバー構成。時計より上がり時計が求められる瞬発力勝負が確定的なら、古馬相手の初重賞挑戦になるパッションダンスでも太刀打ちできる。デビューから最速上がりがなく、持ち時計的にもどこか不安残るが、それでも前走のようなマクり競馬の飛び道具がある限り、大きく崩れる姿は浮かばない。京都新聞杯でメンバーNo3の上がり時計、前走で負かした2着馬ミルドリームは1600万を貫禄勝ち。3着ナムラオウドウはGⅡ0秒6差でGⅢ通用の計算が成立する。

小回り特有のマクり合いのサバイバルで時計勝負になるとパッションにポカの可能性が高まるが、逆にサトノパンサーは条件が好転する。強さとモロさが同居するのは重賞のキャリアが前走でまだ3戦目だからと納得。前走こそ初距離で論外だが、3走前から前々走まで走るたびに自己ベストを更新する成長ぶりは凄みさえあった。とりわけ3走前は真一文字の伸びからオープン予備軍のノーステアヴィクトリースターアドマイヤブルーなどを完封している。小倉はすべて4着以上の(2102)。直線狭いところを抜けてきた前々走がいい経験となってここで活かせる。

もうダコールに以前のようなごく普通の位置取りからの差し競馬を望めないのか。前任騎手が徹底した追い込み馬として固めて、すでに遅すぎた乗り替わりになった可能性が高い。ダローネガも同じような悩み。名手が乗ってもスタート難を露呈すれば、もう以前の先行抜け出しの姿はみられないだろう。総体的にダイワメジャー産駒は差す競馬にこだわり始めるとトーンダウンする傾向。

ゲシュタルトの前走の不利はまったく関係ない。失速し始めたところで勝ち馬が前をカット。不利を受けても受けなくても入着は難しかったが、それでも乗り替わりで以前の先行策にこだわったのはいい刺激となりそう。前残り確実なメンバーでは絶対的な展開の利。

マルカボルトはハナを切る乗り方も悪くない。前走は大逃げ馬を終始追いかける厳しい位置取り。直線半ばに失速し始めたのは展開が向かなかっただけで、距離短縮と小回り替わりなら見限れなくなる。翌日のシンザン記念より5ハロン通過が遅いラップにもかかわらず、エクスペディションは3角過ぎに置かれ始める不甲斐なさ。休み明けだけとは考えられない低調な内容は年齢的な衰えがちらついてきた。これだけ低調馬が揃えば、シャイニーホークの変わり身に期待してもいい。前走は古馬相手の重賞初挑戦で勝ち馬と同タイムの最速上がり。後方で終始掛かる仕草に徹底した試走ムードが伝われば、折り合いひとつで距離克服。