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予想結果

2010

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(2/28)中山記念

ドリームサンデーは自分の形で挑めば重賞でもヒケを取らない。初の重賞挑戦となった中京記念は消極策が裏目。2度目挑戦の新潟大賞典は暴走していずれも惨敗だったが、前々の積極策になった函館記念は0秒4差、札幌記念は0秒5差。まともに乗った際は展開ひとつのレベルを示していた。前々走の3着馬に3馬身差が地力強化の証。前走11着でもトップハンデで1秒差なら、ここで人気の盲点になる。イメージどおりのコンビ誕生。

キングストリートはほぼ完璧に近い(4103)。シンザン記念6着で着差は0秒4など、これまで負けても0秒8差の安定感はひとつのきっかけでエリートに昇り詰める雰囲気を秘めている。兄はアーリントンC3着を含む通算(3224)のブラッドバローズ。道悪も(1100)なら血統的な裏付けも確か。ここをクリアで一気に重賞ロードへ。

ハンデと相手に恵まれた福島記念と違ってサニーサンデーの前走は徹底マークに合って0秒1差。GT通用までに時間がかかっても、手薄なGUでは常に展開ひとつの怖さがある。使うごとに成長が見込める4歳馬は道悪と距離短縮で前走より条件好転。パワーが要求される馬場になって58キロを背負うシャドウゲイト。微妙な距離で外々の折り合いになればアブソリュートも頼りない。時計のかかる馬場は歓迎のセイクリットバレーテイエムアンコールマイネルグラシューが混戦浮上。

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(2/28)阪急杯

トライアンフマーチは短距離志向に固めて今年の重賞路線で輝く。はっきり伝わる距離適性の高さ。千六(2201)で前走が掛かり気味の折り合いならば距離短縮に抵抗はない。母キョウエイマーチの仔はこれからが成長期。ビービーガルダンはGT級の意地。58キロを背負うサンカルロ。年齢的に一変微妙なトウショウカレッジマイケルバローズ。ジリ脚のラインブラッド。牡馬相手にパワー負けが否めないワンカラットにもうワンパンチほしいのが現状ならば、高いレベルで安定しているエイシンフォワードとの出番。

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(2/27)アーリントンカップ

ザタイキはデビュー戦の平凡な時計が嫌われたのか、前走2番人気は意外だった。完璧な折り合いから最後押さえて完勝した前々走はデビュー戦と思えぬ大人びたレース運び。追い出しを我慢してムチ2、3発で突き抜ければ前走も納得の圧勝だった。前日1600万とわずか0秒5だけ下回った時計は3歳1月の時点で破格。ゴールまで加速していく上がりレースラップの中で最速上がり34秒0の瞬発力はとにかくレベルが高い。道中内々の折り合いから直線手前で外へ出すのにいくらかモタついたが、エンジンがかかると次元の違う脚色で圧倒している。母は三冠馬スティルインラブの姉という血統背景で、完成度の高いGT級のスターホースが誕生。掛かり気味の折り合いだっただけに外枠を引けば評価が揺らいだが、再び好枠を引いて死角らしい死角は見当たらない。どこか子供っぽさを残す馬体で、もうひと回りの成長が今後の課題。

フラガラッハには恵みの雨となった。追い比べで完全なる鋭さ負けとなった前走が芝での瞬発力勝負の弱さ。カキ込むような走法はやはりダートか、力が求められる芝の道悪がしっくりくる。前走は終始外々の折り合いで掛かり気味。距離短縮と道悪で変わる余地は十分。

ペガサスヒルズは時計のかかる馬場状態になって色気が出てきた。前走は同日1000万に0秒8も下回った時計だが、最後は押さえる余裕の豪快な勝ちっぷりに底知れぬ能力を感じさせている。すでに芝の道悪を経験済みも強調点。

ニシノメイゲツは馬群の中の折り合いとなった前走が流れ込んだだけで一瞬のいい脚も使えなかった。脚をためるより、早めに動いて長くいい脚を使うのが好走パターンか。好枠を引いてますますハードルは高くなったが、いずれにしても目立った上がり時計のない差し馬に怖さはない。

休み明けのコスモセンサーは仕上がり優先だが、千四以下がベターな短距離馬というイメージ先行。シゲルモトナリは数字ほど迫力ないジリっぽさ。ダート実績は誇れても芝適性が微妙なモエレデフィニットノボクン。同じく前走ダートからの挑戦でもマカニビスティーは馬体の良さで走る雰囲気がある。

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(2/21)フェブラリーステークス

エスポワールシチーは数字以上に凄さを感じさせる。4連勝中で挑んだ平安Sが惜敗。以前は半信半疑だったが、かしわ記念を快勝で少なくても千六の強さは確信に変わった。フェブラリーSでは競り負けた同斤量のカネヒキリを最速上がりで差し切り勝ち。同じく競り負けていたサクセスを休み明けとなった南部杯で子供扱いが決定的な勢力図の逆転現象。距離微妙と思えた前走は絶妙なるペースの逃げから完勝で不動のダート王して評価が落ち着いた。逃げにこだわりのないスピード型は東京千六でさらに条件が好転する。課題は展開だけに絞っていい。逃げるケイアイに外からローレルリーチ。内枠を引いたサクセスもモマれる流れは避けたいだけに前々を意識。確実にハナ、番手の位置取りが望み薄になってどう捌くかだろう。未知なる内々の折り合いを選択するともがく姿が頭をよぎるが、かしわ記念のようにスタート直後から控えて向正で外々の折り合いに切り変えれば、あのレースのような豪快さはなくても無様な競馬になることはない。昨年より一気に成長を遂げたのは母父ブランアンズタイムの血が色濃く出てきたということ。歴史的名馬までの完成を目指す6歳馬にとって、展開厳しいサクセスや初ダートになる芝馬には負けられない。

サクセスブロッケンは見送る。絶好枠を引いてまったく魅力がなくなった。とにかく外から被される展開が苦手。前2走のマクられると一気に手ごたえが悪くなったことで内枠を引いた際の危険さを示している。過去10年で最遅時計だった前走は道中14秒台もあった超スローペースで、上がりラップは11秒台の極端な上がり勝負。底力より仕掛けのタイミングがすべてとなった低調なレースで素直に着順を評価できないのが現実だろう。3角すぎから動くのは当然の流れだったが、一気に外からマクられて反応悪くて動けなかったことが結果的に好転した。絶好調時の凄みが薄れて終始逆手前だったヴァーミリアンを鞍上の腕っぷしで差し切ることは難しいことではなかった。サクセスと0秒2差の3着ロールオブザダイスが佐賀記念であっさり競り負けたこと。1、2、3着馬より上回る最速上がりだった4着セレンは、相手有利の金盃で高齢マズルブラストに楽勝を許していることなど、GT東京大賞典という威厳はないことがうかがえる。4角の手ごたえが悪くなかった南部杯は直線の追い比べでエスポワールのムチに驚いたとしても、逆転が難しい惨敗。武蔵野S、ジャパンCダートはともに位置取りとしては申し分なかったが、追い比べになるとまったく見せ場なし。振り返ればJRAの良馬場では良績を残してない事実も忘れてはならない。追わせるタイプに手負いの鞍上。これだけ悪条件が揃えば、掲示板確保が常識的。

スーニは千四→千八→千四の距離に一貫性のないローテーションがリズムを狂わせている。掛かると折り合うことが不可能になる鞍上では選択ミスだったことは明らか。いずれにしても春当時の大物感は完全に失われたが、バンブーエールを苦しめたスピードは一流としての評価に変わりない。すべては折り合いひとつで結果が激変する本格化前の4歳馬ということ。前走は3角手前からガツンと掛かって4角手前まで暴走気味の折り合いながら、最後まで踏ん張って2着馬と0秒1差を褒めるべき。58キロを背負ってひと息後だったことを考慮すれば、ここで一変しても何ら驚きはない。おそらく左回りがベターなレフティー。底力が求められるハイペースの千六でもう1度狙う価値はある。

テスタマッタの復調ぶりは著しい。休み明けは見せ場もなかったが、前々走の3着で浮上のきっかけをつかんでいた。ノド手術直後の前走で見せ場十分。叩き3戦目の今回はほぼ昨年同様の能力基準でいいだろう。前走は折り合いを欠いていたのが丸々1周半。それでも終わってみれば4角の差がヴァーミリアンとの差で、4角手前から積極的に動けばもっと際どかった。4歳世代の大将格は折り合い不問になる流れで軽く扱えない。

グロリアスノアの前走は休み明けで人気の盲点だった。ユニコーンSはシルクメビウスの2着。ワンダーアキュートスーニに先着。前々走はGV馬ランザローテを並ぶところなく直線一気の差し切っていれば納得の快勝だった。混戦に強い一発屋で超ハイペースは大歓迎としても、GTでは頼りない鞍上や数字どおりに細く映った馬体回復が前提など前走以上にハードルは高くなる。

オーロマイスターは乗り方ひとつで面白い。上がり馬らしい戦績で初のダート重賞となった前走3着からいよいよGT挑戦。3走前の勝ち馬クリールパッションはエルムS3着、シリウスSで2着馬に0秒3差の実力馬。前走も勝ち馬と同じ上がり時計の3着なら、ここで格下感はまったくない。スピードとスタミナを兼ね備えたタイプは総合力が求められる東京千六がイメージどおり。必要以上に控える鞍上にアドリブは利かないが、充実した馬体と切れ味に陰りのない状態の良さで胸を張って挑む。

今年は例年以上に芝馬が挑戦してきたが、いずれも決定的な魅力に欠ける。まずはリーチザクラウンだが、典型的な逃げ気性でとにかくモマれた時点でレース終了のモロさ。外枠を引いたことだけが救いでも、大跳びの逃げ馬が混戦必至の千六ダートをクリアする姿は浮かばない。一貫性のないローテーションも減点材料。

レッドスパーダの前2走は展開に恵まれたことが否めない。前が止まらないラチ沿いの馬場を通れたことがひとつの勝因。道中は絡まれることなくスムーズに立ち回って、とにかく勝ちっぷりがきれいすぎる。質より量の追い切りは終始馬任せ。実戦でもレベルの高いクラスで厳しいレースを未経験な芝馬が内から外から競られる流れで先行抜け出しの必勝パターンがはまるとは到底思えない。リーチより手ごたえを感じる程度。 ダートとはいえ、GTを叩き台に使ってくるローレルゲレイロスーパーホーネットは調整目的。

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(2/20)京都記念

ブエナビスタはツキに見放されている。乗り替わりの英断がワンテンポ遅れたことのひずみが前走でモロに出た。勝った桜花賞、オークスさえミスをしていたことを考慮すれば、3走前の降着レースでクビを宣告するのが妥当だっただろう。超スローペースを考えられない後方待機の前々走が乗り替わりのきっかけになれば、前走はどんな騎手でもいつもより前々の位置取りは当然の選択。前年の有馬記念より千五通過で2秒3も速いラップなら、最後の二の足を使った内容からもいつもの後方待機に徹すれば少なくてもドリームには負けなかった。前々走のへぐりがすべてのリズムを狂わせた根源。乗り方に制限付きだった前走と違って解放された今回は本来の姿に戻れる。

ドリームジャーニーは面白いぐらいに展開がはまった前走を展開の利と割り切りたい。前年より2秒3も速い流れは数字的にもはっきり伝わる追い込み競馬。3着になった老齢エアシェイディが徹底した待機策だったことからも激しい流れだったことがわかるだろう。本質が叩き良化タイプ。59キロを背負ってブエナに勝てるイメージはまったくない。

ローテーションが狂ったジャガーメイル、復帰4戦に見どころなしで衰えみえてきたサンライズマックス、京都適性が微妙なトウショウシロッコ、距離長いホワイトピルグリムはいずれも厳しい条件。単騎逃げのホクトスルタン、重賞級でも相手なりに走れるトップカミングの出番

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(2/20)クイーンカップ

アプリコットフィズの前走はルーキー並みのレベルの低い騎乗法で勝てるレースをとりこぼした。直後のレース1000万芝千二が前半33秒1−44秒5−56秒1とほぼ遜色ない33秒8−45秒0−56秒8のペース。早めの仕掛けで追いかけるという考えられない最悪な騎乗。馬場は違うにしても昨年の桜花賞より5ハロンで2秒3も速い数字がいかに凄いペースだったことを裏付けられる。いずれにしても1000勝ジョッキーとは名ばかりで、手ごたえ十分の逃げ馬を体感よりも見た目だけで判断していることはある意味驚きだった。馬の強さに加えて鞍上の勝負強さが求められるGTで、これだけいい馬に巡り合えても鞍上がなかなか勝てない理由がはっきり伝わっただろう。3角で真横に並んでいた勝ち馬は4角で2馬身ほど後方。この仕掛けの差が最後の失速と伸びとの違いにつながっている。それでも強引な仕掛けで同タイムなら勝ち馬と同等以上の評価が可能。キャリア2戦目で仮想桜花賞レースを経験すれば、主戦に戻って折り合い重視で挑める東京コースならまず負けない。豪快に勝って牝馬の主役に返り咲く。

ギンザボナンザは好枠を引けば一騎打ちと睨んでいたが、大外枠を引いて評価に迷いが出た。確かに前走は強かった。抜群の瞬発力から着差以上の横綱相撲。少なくてもここでイイデに負ける姿がまったく浮かばないほど完璧なレース運びの勝ちっぷりだった。わずかな死角を探せば前2走がギリギリ折り合ったという気性の若さ。これまですべて馬群の中の位置取りから抜け出す内容で、今度は外々の折り合いで掛かる不安が増してきた。デビュー戦は出遅れから直線前が壁になって追えないロス。前々走も出負けして直線の追い比べでは隣の馬にぶつかりながら抜け出す強引な乗り方は、鞍上との息も合うとは思えない。能力そのものはクラシック級ということだけが頼り。

テイラーバートンは前走で好位差しにメドを立てたことが大きな収穫だった。スタート直後はいくらか掛かり気味だったが、勝負どころではじっくり我慢。上がり時計はアプリコットと同タイムなら今後に期待が膨らんでくる。牡馬相手に接戦してきた経験とジャングルポケット産駒の東京コース替わりが大きな強み。行く気になれば前々可能な自在性が加われば最内枠も問題ない。馬体減だけを避ければ上位を確約。

ブルーミングアレーアパパネエイシンフラッシュに連続2着としては物足りない前走の惜敗。終わってみればスタート直後から折り合いを欠いたことが最後のもうひと伸びを欠くことにつながったか。勝ち切れないツキのなさはひとまず乗り替わりで変化を期待するしかないが、現状は瞬発力勝負や時計勝負になりやすいパンパンの良馬場より渋り目の馬場状態がベター。この中間に雨と雪なら吹っ切れるきっかけはつかめそう。

翌日の未勝利より時計が遅かったイイデサンドラの評価を上げられない。前々走で逆転の浮かばない完敗。前走が展開に恵まれた平凡な勝ち時計では、勝ち負けレベルにほど遠い。ギンザがひと息後、大外枠、乗り替わりなど数々のマイナス材料を抱えて平凡な時計のイイデブルーが2勝馬というほどの怖さがなければ、前走は直線で前が壁になってブレーキをかけながら最速上がりだったメイショウスズラン。5走前の芝レースで適性を示していた上昇一途なプリマビスティーも十分に太刀打ちできる

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(2/14)きさらぎ賞

アプレザンレーヴと同じようなステップのレーヴドリアンでも、資質そのものは兄以上の手ごたえがある。12月のデビュー戦でとりこぼしはまったく同じ。その後、2連勝で重賞挑戦もまた同じ。兄は毎日杯で3着。直後の青葉賞勝ちでダービーの出走権を獲得したが、大型ながら馬体の完成度としては今ひとつのバランスだった。すっきり映る馬体は兄似でも、デビューから3戦連続の最速上がりが明らかに違う長所。兄はデビュー4戦目で初めて最速上がり。瞬発力そのものは兄を軽く凌ぐ破壊力がある。終わってみれば11秒台の上がりラップ。全体時計の裏付けを加えればまさにクラシックでも色気が出るだろう。スローの流れなら崩れない。

3歳重賞で人気の盲点になるのが未勝利戦上がり。まさにステージプレゼンスは走りごろだ。とにかくレースぶりが派手。前走も逃げ馬の勝ちパターンを直線だけの瞬発力でもぎ取っている。メンバー的にも納得の強敵揃いだった。2着マルカボルトは過去にアドマイヤテンクウと0秒1差。3着カネトシパサージュレッドスパークルヒルノダムールミッキードリームなど重賞級相手に2着の実績を残していた。前々走も上位2頭はエイシンフラッシュレッドスパークル。振り返ればデビュー戦はトーセンファントムを凌ぐ人気だった。同じ脚質のレーヴを大名マークで上位進出が浮かぶ。

インペリアルマーチは典型的な人気先行型。数字からまったく強調材料の見つからないデビュー戦だけで人気が集中するならば、まったく妙味がない。同日古馬500万より下回る時計で、超スローにもかかわらず、上がりは36秒を切るのが精一杯がレースレベルの低さを物語っている。確かに迫力満点の馬体と豪快な追い切り。超良血が加われば一変あっても驚かないが、他馬が1000万級の数字の時計ならハードルは高い。

ダイワバーバリアンはここが真価を問われるレースになる。前走はあくまで枠順の利。一瞬のいい脚を全開に生かした結果で1、2、4、5、7着馬に下回った上がり時計が決定的な決め手不足を示している。相手なりに走ってどこまで踏ん張れるかというタイプ。距離克服の裏付けはまだない。距離に不安がなく、スムーズな折り合いで末脚脅威のネオヴァンドームクォークスターが気楽に乗れる強み。

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(2/14)ダイヤモンドステークス

フォゲッタブルの前走は結果的に早仕掛けで失速。それでも内容的には今年の飛躍が十分に計算できるだろう。3角すぎから一気に脚を使って2着ブエナビスタに0秒3だけ下回った上がり時計が、大きな収穫があったことを示している。すべては乗り替わりがどう響くかがカギを握っている。(2003)のコンビでも負け方がとにかくひどい。前回も太めと割り切れない不可解なブービー惨敗。初コース、57キロの悪条件に加えて、デビュー以来まともな休養がないローテーションとなって以前のコンビに戻ることで再び半信半疑。

マラソンレースでは絶対的な自信があるモンテクリスエスは無視できない。淀みない流れになれば能力全開のステイヤー。現実に昨年、このレースでレコード勝ち。極端な瞬発力勝負になると前2走のように勝ち切れないが、スタミナを求められる流れでは抜群の安定感がある。逃げ馬どころか、先行馬も少ないメンバー構成だけが不安材料。

上がり馬の中ではメインストリームが魅力的。超スローでも掛かることのないレースセンスの良さで、二千五以上の距離ではまったく崩れない。前走の勝ちっぷりも強烈なインパクトがあった。2着ヤマニンウイスカーは菊花賞6着馬。じっくり折り合い重視からエンジンがかかると直線だけの差し切り勝ちの横綱相撲で、着差以上の強さならいきなり勝ち負け可能な感触がある。東京コースもベストの条件。

速い流れを期待できないメンバーでヒカルカザブエは前走の悪夢がよみがえる。鞍上2度目で乗り方を変える可能性は否めないが、後方待機策では勝ち切れないレースの連続。前2走が最速上がりでも怖さのないタイプだろう。重賞未勝利で56キロは高く見積もられた。

年齢的に上積み微妙なポップロックトウカイトリックは見せ場まで。これから成長期となるメイショウドンタクベルウッドローツェの変わり身を期待。前走で久しぶりに早く動けたダイワワイルドボアも見限れない

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(2/7)共同通信杯

際立つ好馬体でバネも感じさせる歩様などアリゼオは確かにクラシック級の雰囲気がある。2戦2勝、いずれも着差以上の勝ちっぷりなら文句はないが、前走でもっと厳しいレース経験をしてほしかったのが本音。ハナを切った馬が大逃げで、2番手集団の先頭だったアリゼオと約5馬身差。前半5ハロン60秒5の平均ペースで逃げ馬は4角手前に自然消滅。アリゼオにとって楽な流れだったことは否めない。前々勝負で楽に抜け出せたことも当然で、展開に恵まれてなにより相手が軽すぎた。2着ミカエルビスティーは次走、自己条件で1番人気を裏切った3着。3着セイウンジャガーズもオープン特別とはいえ、1番人気を裏切った3着。4着ヤングアットハートも平場の自己条件で1番人気から2着。4番人気だった7着ドレスアフェアーも自己条件で惨敗。ここまで負け続けるメンバーが相手レベルの低さの表れ、名ばかりのオープン特別だったことは言うまでもない。最後押さえる余裕があったとしても、メンバー6番目に速い上がり時計が決定的な物足りなさ。ここで圧勝があっても惨敗があってもどちらに転んでも驚きはないということ。本当の試金石となるレース。

アリゼオを負かすなら経験と順調さで上回るタイプに絞られる。同じキャリア2戦でもダノンシャンティは超ハイレベルな前走をステップで互角以上の感触がある。メンバーはとにかく期待馬、実力馬揃い。勝ち馬はすでにクラシック級評価のヴィクトワールピサ。フェアリーS3着のテイラーバートン、京成杯馬のエイシンフラッシュに土をつけたコスモファントムが2着。アリゼオとデビュー戦で同タイム、次走若駒Sを勝ったヒルノダムールが4着。次走京成杯2着となったアドマイヤテンクウが5着なら、もう紛れもなくこの馬自身も重賞級であることは間違いない。内田博騎手のままなら絶対的な自信の本命馬だった。乗り替わりだけが不安材料。

ハンソデバンドは距離の限界が近付いている。見た目は二千よりも明らかに千六向きのマイラータイプ。デビュー2戦連続で千八挑戦して連続2着は能力の高さだけのクリアと割り切りたい。前走はスタート直後からムキになって口を割る折り合い難。勝負どころで落ち着いたが、ゴール直前のレースラップが12秒8だからこそ差し切れた程度の鋭さだったことも否めない。相手レベルが一変して一気にトーンダウン。

アースステップの前走は着順ほど負けてない。逃げ馬の直後の折り合いから、追い比べになってバテそうでバテないしぶとさがここにつながるいい経験。キャリア2戦目で一気の距離延長と相手強化を凌いだことを考慮すれば十分すぎる収穫。距離短縮と外々の折り合いで上位が狙える。

東京コースに戻ってダイワアセットが条件好転。母はJRA芝で良績を残したガナール。脚長体型からも芝はこなせるムード。レッドスパークルガルボアドマイヤテンクウを相手に前走で差し切ったタイセイレジェンドは見た目にそれほど強さは感じられなかった。

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(2/7)シルクロードステークス

グランプリエンゼルの前走は力試しという以前に、不可解な乗り方で自爆している。好スタートを切ったにもかかわらず、なぜか無理やり控える消極策。そこでの出来事で前が詰まって立ち上がるほどブレーキをかければ、流れに乗れなくなるのも当然だった。終始窮屈な競馬で最後は後方から瞬発力勝負になれば策がない。本来前々から早め抜け出しで粘り切るのが好走パターンなら、強力な逃げ馬不在と乗り替わりで軌道修正できる。質の高い短距離馬が多数存在する4歳世代。ひと息入れてまずは馬体回復。

アルティマトゥーレは外から被される流れを嫌って前2走で凡走だが、前々走は消極策が裏目、前走は逆に行き過ぎたペース音痴な乗り方と敗因がはっきりしている。乗り替わりと外枠で本来の姿に戻る確かな手ごたえをつかんだだろう。とにかく鞍上は絶好調。

レディルージュの前走は4角でほぼ1、2着馬と同じような位置取りから追い比べになったが、ゴール前の勢いの差が完全なる力負けそのもの。対エイシンと3キロ差の斤量では逆転が浮かばない。

そのエイシンタイガーの前走は完璧な好位差しから瞬発力勝負で振り切った。バラけた展開でレースをしやすかったのも事実だが、それでもイメージ一瞬の33秒前半の末脚は凄みを感じさせている。素直に本格化と認めるべき。

太めで自己ベスト更新したシャウトラインはダイエット前提。ドラゴンウェルズは年齢的に上積み微妙だが、馬っぷりは悪くない。休み明けでハンデ頭のプレミアムボックスより、捌きの柔らかいエノクが芝で変わり身の期待。デビュー以来の芝挑戦だが、前走のスタート直後の芝は行きっぷり合格点

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(2/6)小倉大賞典

リトルアマポーラの前走は数字からもうかがえるレベルの低さ。同日500万にわずか0秒1だけ上回った勝ち時計で、超スローペースの流れは当然の残り目だった。逃げて2着のブラボーデイジーがいくらか狂ったローテーションとはいえ、次走惨敗で改めて浮き彫りなった展開の利。前々有利の流れで不利な展開から差してきた3着メイショウベルーガ(次走、日経新春杯勝ち)、4着ヒカルアマランサス(次走、京都牝馬S勝ち)とはまったく別ものとして評価しなければならない。徹底して牝馬限定戦を狙ってきたGT馬は、生涯4度目の牡馬混合戦でますますトーンダウン。これだけ行きたい馬が揃えば、ごく普通にスピード決着になることも苦戦覚悟の決定的な悪条件となった。驚くような持ち時計のないことが決定的。

インティライミを最後の狙えるレースとして注目したい。これまでGT、GUを使ってきたGU2勝馬が、GVに57キロで出走できることがひとまず強調点。さらにブリンカー着用で変わる余地。中京コースの相性も抜群で、中日新聞杯は同タイムの2着、07年金鯱賞0秒4差の3着、08年金鯱賞0秒7差の7着、09年金鯱賞0秒5差の6着なら中京(0112)以上に適性は高い。

マイネルスターリーは3連勝中に負かしてきた相手が凄い。前々走はその後鳴尾記念、中山金杯を連勝したアクシオン。前走が中山金杯2着、AJCC3着のトウショウシロッコで胸を張って挑める。順調なステップなら不動の主役として扱えた。

行くしかないドリームサンデーは同型が多数存在して前走のような競馬に持ち込むのが難しいか。格下からの挑戦で失うものは何もないモエレビクトリーオースミスパークバロズハートが玉砕覚悟の逃げに構えれば、重賞で確かな実績を残してきたアーリーロブストテイエムアンコールホッコーパドゥシャが浮上。

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