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予想結果

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(4/25)フローラステークス

サンテミリオンの前走は絶好位から2着コスモネモシンに完全なる鋭さ負け。やはり楽すぎる勝ち方だった前々走の反動がモロに出た結果として割り切りたい。デビュー以来初の厳しい経験が実となる期待馬はさらなる飛躍を確約。メジロジェニファーはいかにも中〜長距離向きのスタミナ型。前走もスムーズに馬群を捌いて直線追い比べ。着差以上の楽勝が素質の高さを表している。

走るたびに馬体減のベストクルーズは典型的なマイラーのイメージが強い。アグネスワルツは同日新馬と1秒2だけ上回った前走時計に強調材料が乏しい。アマファソンは追い込みづらい馬場状態で前が崩れるのを待つだけ。器用貧乏のブルーミングアレーは勝ち切れぬジリっぽさで、東京コースだけが唯一の救い。馬体増が絶対条件のマイネアロマオルレアンノオトメだが、牡馬相手や千八に実績を残して不気味な存在。

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(4/25)アンタレスステークス

ダート界は4歳世代の勢いが止まらない。世代交代が加速していく中でGT勝ちも射程圏に入ってきたシルクメビウストランセンドは走るたびに成長がうかがえる。シルクは王者エスポワールを上回る最速の瞬発力が本格化の証。トランは軽い馬場でとにかくケタ違いの強さを披露してきた。得意の阪神、距離で、走る条件が揃えば崩れることはない。

ダイシンオレンジは阪神(3220)と千八(5222)で逆転候補。フサイチセブンは連対パーフェクトの砂巧者だが、初距離と時計勝負に未知数な実績でいくらか割り引き。行きたい馬が揃ってウォータクティクスラッシュストリートフサイチピージェイは展開不利が否めない。

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(4/24)福島牝馬ステークス

早仕掛の意識が強い福島コースでは前々有利のメンバーでも案外差し追い込の決着。逃げるブライティアパルスは前走の失速がクラスの壁なら時間がほしいか。パワーが要求される馬場で56キロを背負って勝ち切るイメージの浮かばないブラボーデイジーは勝ち負けまでにひとつ壁を感じさせる。コロンバスサークルの前走は人気になるとイップス現象でへぐるという鞍上特有のポカ。それでも0秒2差が牝馬限定で重賞通用の証なら、気楽に乗れる立場になって怖さ。

好調ウェディングフジコはダートを含めても福島6戦してすべて掲示板という相性の良さが強調点。時計がかかる決着でチェレブリタレジネッタの底力が不気味。4歳牝馬のレベルの高さから休み明けでもダノンベルベール

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(4/18)皐月賞

今年のトライアルの特徴は勝ち馬が勝って当然の流れとコース取りだったこと。ステップアップにつながる中身の濃いレースを消化した人気上位馬が不在であることは否めない。ラチ沿いだけが勝ち負けの絶対条件だったコース取りをそのまま通ってきた弥生賞上位組がすべて外枠。逃げ切れるペースを自ら作って快勝したアリゼオは乗り方に悩む大外枠。前走とまったく違う形の位置取りになれば、前走内容を額面どおりに受け取れなくなるのも当然か。見事にはまった人気馬より、経験値として認められる内容の馬が魅力的。

(弥生賞)
果たして辛勝の弥生賞でヴィクトワールピサを不動の主役として扱えるのかは疑問が残る。決していい内容ではなかった。3角手前まで掛かり気味の折り合いは馬群の中の位置取りだからこそ大やけどにならなかっただけ。外から被されない流れでは暴走していた可能性が否めない。一番の勝因は馬場状態だろう。とにかく直線はラチ沿いだけが伸びる傾向で、ラチから4馬身分離れると伸びそうで伸びない状態だった。現実に1〜3着すべてがラチ沿いのコース取りだった事実。逃げ馬の直後がエイシンアポロンヴィクトワールダイワファルコンの順番だったが、ゴール直前で1、2番手が入れ変わっただけだった。勝ったヴィクトワールは4角逃げ馬から2馬身差。マクったダイワバーバリアンが直線入り口で先頭に立ってエイシンアポロンが直線半ばで差し。はっきり距離に限界を示したダイワをジワリと交わした程度の末脚だったエイシンを差し切ることは、距離経験の差からも当たり前の結果だった。36秒1の瞬発力を見た目の凄さで評価するか、数字で評価を下げるかで取捨が決まる。エイシンを二千でも朝日杯と同等の内容だったとはとても認められなければレースレベルそのものが低かったと評価は落ち着くだろう。楽な勝ち方だったトライアルからいきなり大舞台のステップに強調点はない。

エイシンアポロンは馬体的にマイラーとして評価を固めた。デビュー3戦連続で千八を使ったが千四、千六での強さが短距離ベストの証。なによりスローペースの流れだった前走で押し切れず、あっさり交わされたことで少なくてもヴィクトワールに逆転はまったく浮かばない。これまで鋭さより上手さで立ち回ってきたレース巧者。ハイペースでスタミナ切れ、スローペースで鋭さ負けを覚悟。

(スプリングS)
アリゼオの前走は鞍上の好プレーがすべてだった。他の鞍上が奇襲策で戸惑ったのか、スローにもかかわらず理解に苦しむ縦長の展開。最後までびっしり絡まれることがなければ、逃げ切って当然だったことは言うまでもない。余力があったとはいえ、ゴール直前は一気に迫られて失速気味のフィニッシュでは、追い比べで競り負けた前々走の悪夢が本番でよみがえる。

一番の収穫があったのはゲシュタルトだろう。なぜか走っても人気にならない特異なタイプ。それでも実績的には楽に重賞で通用するレベルを誇る。デビュー戦がゴールまで加速する上がりレースラップで快勝して、2戦目は直後のレースの毎日杯2着となったミッキードリームに0秒2差。キャリア5戦目で距離も経験済みだったミッキーならば、勝ち馬よりも中身は濃かった。前々走は直線で斜行してきた馬をよけるために急ブレーキ。それでも最速上がりが地力の違いで、勝ち馬がオウケンサクラ(フラワーC勝ち、桜花賞2着)に0秒2差が決定的な底力を示している。さらに前走では世代トップレベルの能力を追い比べで確信。脚を内々でじっくりためたローズキングダムを直線半ばに一旦並ばれてから競り落としたことで本番でも主役級の評価が可能となった。胸を張って挑む。

逆にローズキングタムにはがっかりした。なにより馬体減の出走が今後の苦戦を予感させる。母似のすっきりした体型としても、クラシック制覇を目指す期待馬にとっては手痛い成長の遅さ。ペースが読めずじっくり構えすぎた前走の乗り方にも疑問が残った。完成度の高さで制した2歳時とはかなりイメージダウン。他馬の成長度合いから接近してきた能力比較で、前走以上にパワーが求められる二千をどう捌くか。母も兄弟馬も好不調がはっきりしていたタイプ。ひとまず馬体増を絶対条件に気配優先。

(毎日杯)(若葉S)
リルダヴァルは予想以上に動いた。長期休養明けのキャリア3戦目、掛かり気味の折り合いでヴィクトワールと接戦実績のダノンシャンティに0秒3差。反応の悪さは休養明けということで割り切れば、ひと叩きの変わり身はごく普通に成り立つ図式となる。もとより2歳時でクラシック有力候補になったケタ違いの器。同世代の基準になっていた実力馬はレース勘が戻れば十分に太刀打ちできる。

ヒルノダムールは単純に時計を評価できない。大逃げの流れになったレースは時計が出て当然のハイペース。勝ち馬と4角ほぼ同じ位置取りからがっぷり四つの追い比べで競り負けは着差以上の完敗だった。直線半ばまでは互角の瞬発力だったが、そこから苦しがって逆手前。最後は失速気味がレベルダウンの決定的な証か。

(別路線)
トライアルが人気にこたえた結果なら、盲点になるのが別路線組。ヴィクトワールを物差しにすれば決して見劣りしない。コスモファントムアドマイヤテンクウと勝ち負けしてきたエイシンフラッシュはローテーションの悪さだけの減点。二千ではすべて最速上がりの爆発力に怖さ。ダービー向きのレッドスパークルも東スポ杯の33秒6の切れ味なら馬場回復で無視できない。マクれる自在性と豪快なパワーを兼ね備えているレーヴドリアンは中山二千がイメージどおり。鞍上の甘さが克服できれば面白い。

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(4/17)マイラーズカップ

最弱世代としてイメージが固まった牡馬の4歳世代だが、どうやら短距離型に期待馬が集中しているからだろう。トライアンフの重賞好走でみえた一筋の光。クラシック時に一瞬の輝きで終わったタイプが多い中で、セイウンワンダーは皐月賞、菊花賞3着。唯一、長い好調期間が持続すれば、今まで惨敗を続けている同世代とはひと味違う。もとより2歳チャンピオン。昨年春の時点で二千も長いと思われていたほどデビューから徹底した千六志向のスピード馬で、クラシック好走そのものが驚きだった。千六挑戦はむしろ願ってもない好条件。道中置かれることだけは避けたい。

実績的には勝って当然のスーパーホーネットだが、寒い時期の休み明けに凡走の過去。頼りない鞍上で58キロなら、ひとまず気配優先か。キャプテントゥーレもモロさ同居でつかみづらい。GT級相手にはどこか壁を感じさせるレベル。古馬相手は57キロで勝ち鞍なしが現状の能力基準。スマイルジャックは前走があまりにも鮮やかすぎた。相手を考慮すれば勝って当然の力関係。鞍上に徹底した待機策の意識が強まればますます怖さがなくなる。

どのみち日替わりで重賞馬が変わる短距離路線。ようやく折り合い不問の距離を使ってきたリーチザクラウンは無視できない。陣営側が迷路にはまったような一貫性のないローテーション。前走でさらに深刻になるかどうかはこのレースにかかっている。ここで見せ場もなければ長期休養が理想。前走は外々を回らされて人気が落ちればトライアンフマーチが狙い目。速さ、強さより上手さで安定感の出てきたレース巧者。絶好枠を引いて重賞制覇にリーチ。

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(4/11)桜花賞

アプリコットフィズの主役は1月の時点で決定していた。すでに何度も強調しているフェアリーSのへぐり。千二並みのペースを早仕掛けはさすがに驚くだけだったが、ペースをまったく理解できなかった鞍上のおかげで秘めた能力を計測できたことは感謝できるだろう。
過去30年の桜花賞で古い順に5ハロン58秒0、61秒0、58秒9、60秒5、59秒4、58秒8、58秒1、58秒3、58秒1、59秒0、58秒7、57秒6、59秒0、59秒4、59秒3、58秒1、59秒2、59秒2、57秒7、58秒9、58秒2、59秒5、58秒5、58秒4、59秒0、58秒0、58秒8、59秒8、58秒5、59秒1。フェアリーSの5ハロン56秒8はひと昔前の"魔の桜花賞ペース"にもなかった超ハイラップを経験して盤石の態勢で挑める。
スローの前走でもがっちり折り合って追い出しを我慢して直線突き放す大人びたレースぶりで、どんな流れにも対応可能な時計勝負に強い瞬発力型として評価が落ち着く。本来は桜花賞独特のペースに惑わされる人気馬のポカが頭をよぎるが、すでにそれ以上にレベルの高いレースを経験して結果を残せば展開に戸惑うことはない。時計の裏付け、確かな瞬発力、絶好の枠順で無敵の存在。
ハナにこだわる逃げ馬不在でスローに近い平均ペース。さらに33秒台を使える切れ者はタガノだけなら自信をもって前々勝負。前半59秒前後のペースを34秒後半の末脚で完全勝利が計算できる。

GT馬アパパネが何とも頼りなく、相手探しは難解だ。前々走のメンバーが走るたびに強調点を失っている現実。仕上がり上々、展開も申し分なかった前走で未勝利上がりの馬に競り負ければ、馬場や休み明けが単なる敗因の理由でもない。強さ、速さより、うまさで勝ち上がってきた器用なタイプとしてますますイメージが強まった。とにかく走ってきた相手が低調。レコード勝ちとなった3走前は2〜8着までいぜん1勝馬。そのレコードも2週後に軽く更新されれば、数字ほど価値がなく馬場状態がすべてだったと割り切れる。レコード勝ち、GT勝ちの威厳が薄れて、前走は3頭の追い比べになると苦しんで逆手前になって失速気味の2着。前半に掛かり気味になったことを加味すれば、桜花賞1番人気馬のトライアルとしては最悪に近い。さらに3戦連続の大外枠だったことがいよいよ大一番でマイナスに作用しそう。外からジュエルラナンレディに突かれれば、慣れない流れで否応なしに人馬ともに前々を意識。アプリコットにとって格好の餌食。

相手筆頭にはコスモネモシンが妥当だろう。現実にフェアリーSでワンテンポ仕掛けを遅らせただけの差し切り勝ちなら同等の評価。前走は1角までのゴチャつきで位置取り悪化、道中はいくらか掛かり気味、ラチ沿いが伸びる馬場状態など不運が重なったことが敗因と断言できる。追い出してからの鋭い瞬発力は前々走がフロックではない裏付けで、内々の折り合いでも苦にしない精神面の強さが加われば好枠を引いて無視できない。ハードなローテーションだけが不安材料。これだけ軽めの本追い切りで馬体減なら大幅な割り引きでいい。

そのコスモ相手に前走で横綱相撲だったオウケンサクラは本格化したとみる。中一週続きでも見た目に馬体減りを感じさせない体質の強さ。完璧な折り合いから一気に突き抜けた末脚が完全なる素質開花の表れだろう。母ランフォザドリームは二千のGV2勝で本来オークス向きだが、3走前は前残りの流れを豪快な差し切り勝ち。3着馬セレスロンディーがシンザン記念3着、5着馬ゲシュタルトがスプリングS2着なら着差以上の強さだったということ。前々走が外を回って1、2、3着馬を上回る瞬発力で千六OKが証明された。内々で折り合える器用さは大きな武器になる。これまでの疲れが出なければ上位有力。

フィリーズRは前日1600万にわずか0秒6だけ下回った時計。ペースもほぼ互角で追い込み競馬にもかかわらず、唯一前々の位置取りからもうひと伸びしたレディアルバローザは中身が濃い。前々走も阪急杯8着に相当する時計。脚長体型から千四よりむしろ距離延長の千六で可能性を感じさせる。

盲点になるのが前走は展開に恵まれなかったか、気性の難しさを露呈したタイプ。ハナを切って完全に引っ掛かったシンメイフジの前走は最悪な試走で何の収穫もなかったが、ワイルドラズベリーは見限れない。それまで差し競馬に良績を残してきたが、前走は完全に掛かって自滅した内容。母がベッラレイアの姉という良血馬で馬体の良さからも伝わる奥の深さ。控える形でリベンジ。タガノエリザベートは変則的なステップで不気味な存在になった。前走は千六までの距離経験でいつもより早め早めの位置取り。同じような位置取りだった2番人気のコスモエンペラーに脚色が勝って牡馬の重賞級相手に0秒4差なら上々の試運転。千六で唯一33秒台の瞬発力が計算できる切れ者はどのみち最後方待機から前が崩れるのを待つ。

ショウリュウムーンは道悪が奏功しただけか。叩きつけるような力強いフットワークには理想的な馬場状態。直線で何度も手前を替えて内にモタれながら差し切れば若さと強さを兼ね備えて惨敗も覚悟しなければならない。前2走ともに内々で脚をためてきたエーシンリターンズは外枠を引いて再現が微妙。もとよりいい脚が一瞬で外を回ればワイドラインが遠のく。前走は展開がはまりすぎたサウンドバリアーも逃げるか、追い込むかの極端なレースぶりがネック。33秒台の脚が求められる。ラナンキュラスは勝負どころで最悪な手ごたえになった前走から一変がイメージできない。追いどおしで2着が素質の高さだが、コース適性そのものに疑問が残ったまま。

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(4/10)ニュージーランドトロフィー

サンライズプリンスは皐月賞出走でも面白い存在だったが、結局鞍上の甘さが大一番に出て夢がかなわなかった。前走は強力な先行馬不在の相手に考えられない消極策。スタートミスしても普通ならしごいて好位キープが鉄則だが、なぜか道中仕掛けることができないラチ沿いの内々で折り合っていた。有力馬アリゼオが逃げた時点で"異変"に気がつかず、直線だけの仕掛け。スローに近い流れをただ回ってきただけという内容では遅すぎた乗り替わり。鞍上の資質がモロに出た結果なら世代トップレベル不在の重賞で一流騎手を配置すれば、結果を残すのは簡単なことだろう。前走は勝ち馬を軽く上回る最速上がりでローズキングダムと同タイムが能力の片鱗。

ダイワバーバリアンは前走で路線がはっきりした。二千では明らかに距離が長い。前走は確かに枠順不利が響いたことは確か。結果ワンツースリーがラチ沿いの折り合いだった内々の馬場の伸びが際立った馬場状態としても、外々をマクり気味に動いて直線半ばで先頭に立ちながらゴール直前の急失速が物語っている。皐月賞候補に0秒5差。距離短縮と内枠で朝日杯3着の再現。

ニシノメイゲツの前走はようやく引き当てた好枠で色気が出たが、終わってみれば精神面の甘さだけが目立つ収穫のない内容となった。これまで外枠に泣かされて終始外々を回らされる展開不利が続いて、内々の折り合いで活路を見出すどこか、スローな流れで勝負どころからギブアップ寸前の手ごたえの悪さ。直線も終始逆手前では単なる初コースや休み明けが重なったことが敗因でもないだろう。デビュー当初の凄みは完全に薄れた。

コスモセンサーは前走の逃げ切り勝ちでむしろレースがしにくくなった。行くか、控えるか。中途半端に控えればかなり外々を回らされる危険性のある大外枠を引いて難しい選択。前走は相手を考慮すれば時計、着差以上の強さで、母も逃げ差し自在な血統譲りのレースセンスならイメージ以上に底力を秘めている。鞍上の腕試し。

距離にメドを立てたレト、好枠を引いて馬場状態との相性を生かしたいマイネルマルシェが不気味。休み明けでレベルの高い瞬発力勝負で分が悪るなるキングレオポルドは割り引いた

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(4/10)阪神牝馬ステークス

世代レベルの高い4歳牝馬の争い。手薄な牝馬重賞で前走制したヒカルアマランサスは千二勝ちがあるものの、未知なる距離で唯一掲示板を外している阪神コースという条件の悪さが重なればひとまず割り引き。

逆にワンカラットは走る条件が揃っている。背伸びして千八以上を使ったが、やはりマイルでも気持ち長めになるスプリンター色の強いスピード型が通用することはなかった。五分に出た前2走が本来の姿。牡馬相手に結果を出した前走で胸を張って挑める。

ブロードストリートの前走は休み明けで気持ちが乗らなかったか、距離が合わなかったか。いずれにしてもスタート直後は少し行きたがって勝負どころでも十分すぎる手ごたえで不発に終われば、初距離の千四は取捨に悩む。ひと叩きでも半信半疑。

有力馬に差し追い込み馬が偏って波乱があれば前残り。逃げた際でショウナンラノビアグランプリエンゼルの大駆け。重賞実績確かなカノヤザクラも見限れない。デリキットピースラドラーダは小柄な牝馬で輸送減りの不安。気配優先

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(4/4)産経大阪杯

ドリームジャーニーの前走は上位2頭が強すぎただけだろう。超スローペースで上がりラップは11秒7−11秒4−11秒3。ゴールまで加速する極限の瞬発力勝負を59キロを背負って3着なら上々の試運転。現実にブエナビスタを上回る最速上がりは見た目以上に凄みがあった。ここではGV並みのレベルの馬が揃えば貫禄の違いは明らか。

テイエムアンコールは理想的なステップと良馬場で大駆けムード。重賞はまだ4戦だけだが、3走前はメンバーNO3の上がり時計33秒8の切れ味から4着。前走は初のGUで2着争いに競り勝てば、重賞未勝利以上の能力は秘めている。阪神は昨年から3戦して3、1、4着という相性の良さも強調点。

タスカータソルテは順調に使えない体質の弱さ。昨年から続いていた1戦1休のローテーションからようやく抜け出せばマツリダゴッホ相手にレコード勝ちした2年前の札幌記念当時の状態に戻るのも自然な流れか。いずれにしても気配優先。

阪神に良績のないサンライズベガヤマニンキングリー。前走で改めてマイラーのイメージを強めたシェーンヴァルトが決定打を欠く条件なら、格下感が否めなくてもホッコーパドゥシャゴールデンダリア

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(4/4)ダービー卿チャレンジトロフィー

目移りするメンバーになった。本来ハナは切りたくないが、モマれることを極端に嫌うサニーサンデー程度の逃げなら、マイネルファルケ向きの流れになる。中山は(3303)。馬券を外した3度は7着(二千0秒4差)、5着(二千0秒5差)、4着(千八0秒2差)が絶対的な自信のある証。典型的なワイド馬だが、脅威になるような瞬発力型不在で色気が出る。短距離路線に固めて秘めた能力を発揮してきたフィフスペトルは、爆発力がなくても持ち前の器用さで安定感十分。中山千六はイメージどおりの好条件で外枠だけが減点材料。

トライアンフマーチは東京2戦と別馬のように伸び切れなかった前走がモロさ同居の表れ。不器用なセイクリッドバレーは内々で脚をためるとしても、勝負どころで大外ブン回しとしても絶好枠がアダになる。外から被された時点でレースが終わるサニーサンデーは、好走がハナに限定されれば怖さはない。穴馬は直線ラチ沿いから伸びる差し馬でショウワモダンリザーブカードに絞る。

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