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(2/28)アーリントンカップ

2歳暮れの時点で同日B1を2秒3も上回る快時計。実質、古馬A級並みの1分40秒5がズバ抜けた完成度と能力の高さを示しているスーニは、短距離ダートなら同世代で太刀打ちできる馬はいない。比較にならないほど突出している。通常2、3着馬でも圧勝の時計だったが、4角ですでに勝利を確信できた内容はまだオツリを残している。初芝云々のレベルではない次元の違う世界。手ごろな相手では勝ち方が焦点になる。

マイネルエルフの前走はハードなローテーションの反動がモロに出た。クローバー賞では先週クイーンC3着馬エイブルインレースに先着、コスモス賞ではすでにオープン入りしているイグゼキュティヴに接戦が能力基準。リフレッシュ効果を期待。ジョーメテオは逃げ差し自在、芝ダートを問わない万能型だが、逃げ切りの2勝から、ハナがベターであることは間違いない。同型揃いの外枠でいくらか割り引きか。

ミッキーパンプキンの前走は不甲斐なかった。勝ちを意識できた手応えで急失速が単調な逃げ馬の象徴。外枠を引いてギブアップ状態。道悪微妙なダブルウェッジ、キャリア不足が致命的なアイアンルックケイアイテンジン。道悪の千六に各馬が不安を抱えれば、ひと叩きのツクバホクトオーが不気味。

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(2/25)エンプレス杯

ユキチャンが勝つ順番だ。前走は大井外コースでご法度の向正からの早仕掛け。マクり気味に動くのが好走パターンでも、あの乗り方でライバルに勝てるわけがない。下手な乗り方で0秒2差まで頑張ったことが驚きで、斤量差が1`に縮まっても気にならないほど逞しく充実している。デビュー5戦目で衝撃的な強さだった川崎二千百のベスト条件で返り討ち。

ヤマトマリオンは見た目以上にパワフルな勝ちっぷり。とにかく牝馬限定戦では崩れない。打てば響く瞬発力。底力も兼ね備えたタフネス牝馬として完成されてきた。目標はユキチャン1頭だけで、常にレースはしやすい。ニシノナースコールは交流2戦だけの経験だが、昨年のエンプレス杯2着、スパーキングレディーC3着が砂適性の高さ。とりわけスパーキングはメイショウバトラーと同タイム。実力馬との接戦は前々走の健在アピールも加わって大きな自信になる。

サヨウナラは衰え先行の8歳馬で狙いづらいが、パノラマビューティは7歳でも今がピークのレースぶり。どのみち入着目標の乗り方になるクリノソーニャダイワオンディーヌミスジョーカーがワイドの穴馬。

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(2/22)フェブラリーステークス

サクセスブロッケンの前々走はスタート直後に口を割るほどムキになった折り合い難。外から徹底してカネヒキリのマークに合うなど、ますます厳しくなる条件、展開だった。掛かり気味になる行きっぷりの良さはいつもの姿としても、3角手前まで続いたリズムの悪さで0秒5差。相手が完璧な騎乗だっただけに決定的な差でもない。4角では後方を確認しながら仕掛ける手応えの良さ。残り200まで先頭で、そこから急失速なら、少なくても前々走より着差は詰まる計算ができる。前走はルメール騎手にしてやられたという内容。好枠を引いてハナを切ることが青写真でまさかの出負け。それでも二の足の速さで番手キープは可能だったが、カネヒキリ鞍上のルメール騎手に外からフタをされて内々に閉じ込められてしまった。まさに想定外の展開となって、頭が上がるほど折り合いを欠いていた。終始窮屈になる流れでは手も足も出なかったことは納得済み。折り合いを気にすることのない距離と、相手を見ながらレースが運べる外枠。すべてにおいて逆転可能な条件は揃っている。

カネヒキリには生涯ピークを感じさせる。長期休養明けの4走前は直線で前が壁になって不完全燃焼だったが、その後はまさに全盛期を上回るような快進撃。前々走は前にサクセス、直後にヴァーミリアンが大名マークの厳しい展開。直線半ばで一旦ヴァーミリアンに完全に並ばれたが、相手が手負いの鞍上だったとしても、ゴール前の二段加速は極限の強さを感じさせた。
前走も鞍上の乗り方は賞賛そのものだった。まずはスタート直後に内々に閉じ込めたサクセスなら怖さがなくなり、道中は相手をフリオーソに絞って大名マーク。着差はわずか0秒1差だが、一騎打ちの叩き合いで競り落として3着馬に0秒7差。スピード、パワー、底力の違いをみせつけた内容ならGT4連勝が視野に入るのも当然か。とにかく人馬ともに展開不問のレース巧者で死角らしい死角が見当たらない。

ヴァーミリアンの前走は着差が着差だけに鞍上の右手が使えれば逆転もあっただろう。直線では完全に並んで叩き合い。右手は手綱につかまっているだけで、まったく力が入ってないしごき方だった。暮れに無理して乗ったブレイクランアウトリーチザクラウンは、鞍上完治で今年初戦に一変した横綱相撲。それだけ重傷だったことを考慮すれば、圧勝しても驚きはない。カネヒキリの復帰前は不動の砂王者。

完全に引っ掛かった折り合いで2番手から3着に粘ったセントラルコーストからも根岸Sは典型的な前残り競馬。直線だけで一気の差しから猛追したヒシカツリーダーは勝ち馬を楽に上回る出色の瞬発力だった。さすがに前々有利の流れでは差し切れなかったが、千六に距離延長と逃げ先行馬揃いで条件好転。東京コースはやはりイメージどおりに適性が高い。

カジノドライヴは当然の1600万圧勝だが、完全な力負けだった前々走から短い時間での逆転が浮かばない。エスポワールシチーの前走は勝ちパターンでワンダースピード程度に差されて評価が急降下。底力を求められる東京千六ダートでビクトリーテツニーは距離不安。ダートGTが初挑戦になるフェラーリピサより、休み明けを59`で渋太い粘りだったバンブーエールが魅力。

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(2/21)京都記念

サクラメガワンダーは道悪二千二百の宝塚記念で馬場の悪い内々の折り合いから、4角では最内から大外へ出すロスがあって0秒3差。ゴール直前の切れ味はメイショウサムソンと互角の切れ味なら距離に問題はない。相性抜群の京都(2121)。57`で走れるのも強調点となった。前走で完全復活した勢いをそのまま信頼。

アサクサキングスは5戦連続のGTのため、入着ラインで一進一退なのか。近況は菊花賞馬という威厳はすでになく、相手なりに走るだけのレベルからどうにも抜け出せない。完全に成長が止まったジリ脚の先行馬は、ここでリフレッシュの効果がなければ再浮上は絶望的か。今年を占うためにも重要な位置づけのレース。

アドマイヤオーラもドバイ帰り直後からリズムが狂い始めた。あれだけ末脚に自信のあった瞬発力が不発の連続。前走も勝ち馬の直後で折り合って直線もスムーズに馬群を捌く完璧な騎乗。それでも最後の失速はブレの出てきた状態に加えて、斤量泣きの可能性が高い。ここは正念場。

カワカミプリンセスは振り返ってみれば降着になったエリザベス女王杯を境に燃え尽きたような戦績。以前の唸るような瞬発力に陰りがみえて、牡馬相手にはまったく怖さがなくなっている。あくまでワイド要員。

忘れた頃に走る一発屋のタスカータソルテだが、58`を背負って人気馬よりも勝る瞬発力がイメージできない。札幌記念でマツリダゴッホに先着は、あくまで相手が下手に乗ってとりこぼしただけ。GUの自力勝負で通用するほど力は備わってない。

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(2/21)クイーンカップ

ミクロコスモスはすでに6頭が勝ち上がっているハイレベルのデビュー戦だった。現2勝馬のマイティースルーハシッテホシーノを完封。2戦目でいきなりGTにぶつけて、2着馬ダノンより瞬発力が勝ったことも納得できる。中1週を使った反動がなければ、ここで無様なレースになることはない。

プリティダンスが道悪下手。馬場の回復が遅れるとダノンベルベールにとって微妙な馬場状態になる。慢性的なスタート難とズブさで、4角までにどこかで脚を使わなければならない追い込み馬。これまでよりもパフォーマンスが落ちる不安は否めない。

メイショウボナールはデビュー戦でリクエストソング相手の差し切り勝ちが印象的。あくまで経験レベルだった前走だが、競馬センスに優れた自在型は距離2度目で変身可能。エイブルインレースも侮れない。札幌2歳S2着のモエレスキスパートに0秒2差、函館2歳S3着のアイアンデュークには楽々先着している芝適性に怖さ。ディアジーナパールシャドウは底力を求められると頼りない2勝馬。

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(2/15)きさらぎ賞

先週のブレイクランアウトの快勝で骨折直後の鞍上は、重傷だったことが改めてわかった。ムチを握ることもなかった右手は手綱を持つだけ。左手一本の騎乗はやはりハンデが大きいということだろう。掛かり気味になって馬任せの折り合いで早仕掛けとなったブレイクランアウトリーチザクラウンユキチャン。追い比べで僅差負けのヴァーミリアン。暮れに走った人気馬のとりこぼしは、とにかく鞍上が足を引っ張っていたことを考慮しなければならない。
リーチザクラウンはデビューがクラシック最有力候補のアンライバルトに0秒2差、桜花賞が当確となっているブエナビスタに先着。2戦目は同日の2歳500万勝ちした後の重賞馬ジェルミナルより1秒3も上回る快時計。さらに前々走が同日1600万と互角の時計は、ごく普通に前走で負けることのない絶対スピードだった。クラシックに向けて折り合いを教育しなければならないレースで、暴走からの失速は未完成の若駒にとってリズムが狂い始める十分な要因。前々走は千六で掛かり癖が出ていただけに、このまま教育もしないで本番に挑むことは考えられない。ここは確実に先を見据えた教育レース。今までとは違った注文競馬から、すべての馬に徹底マークを受けて前々走並みに走れるかは疑問が残る。圧勝はあっても辛勝はない。

キタサンガイセンは例年並みのレベルならば、勝ち負けが計算できるほど完成されている。上がり33秒7の瞬発力で完勝したデビュー戦が能力基準。息の合わない鞍上だった前走はあくまで馬の能力だけの勝利だった。スタートをミスして向正では先頭から10馬身差の位置取り。4角では馬なりの追走で射程圏に入ったが、バラけた展開にもかかわらず、直線で前が壁になる最悪な乗り方。一旦外へ立て直して直線の短い中京コースで差し切れば、重賞級の器であることは間違いない。馬体はいぜん良化余地。

ベストメンバーは十分に間隔を開けたローテーションで気力がみなぎっている。使うごとの時計短縮も理想的。前々走で同タイムのアンライバルトより0秒5も劣った上がり時計だったが、前走の最速上がりで2歳時からの成長を示せば悲観することはない。翌日の1000万を1秒3も上回った時計に注目。

リクエストソングにはまったく怖さがない。2歳暮れの時点で1600万級だったリーチと比べれば、明らかに格下。前走は同日1000万より1秒7も遅い時計。直線競馬だったとしても、重賞級としては切れ味不足が否めない。ダノンカモンは一貫性のないローテーションで割り引いた。デビュー3戦連続の最速上がりで、瞬発力に磨きがかかっていたが、距離短縮となる余計な千四挑戦でどうにもリズムが悪くなる不安がある。

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(2/15)ダイヤモンドステークス

前走の長距離戦で一番の切れ味だったブレーヴハートは衰えしらず。遅咲きの馬力型はムラ駆け傾向が強まっているが、デビュー勝ちした素質馬で初芝の弥生賞ではディープインパクトの0秒5差。続く青葉賞では0秒1差の3着で一度はクラシックに乗りかけた実績はここでも遜色ない。その後は芝、ダート、短距離、長距離を乱れ打ちの手探り状態。長いスランプから、ようやく一筋の光がみえたのがマラソンレースだった。極度のズブさが致命的にならない距離はとにかく条件は合っている。3走前にヤマニンキングリーに0秒6差。いぜん生涯ピークに近い状態ならば、豪快な逆転劇があっても不思議はない。

乗り替わりが裏目に出たフローテーションは、どうやら極端な乗り方のみが好走パターン。逃げるか、追い込むか。いずれにしてもGT2着ほど走ってない前2走で、改めて昨年菊花賞のレースレベルの低さが浮き彫りなってきた。4着スマートギアは1600万でも勝てないのが現実。この馬も相手なりに走るだけの善戦マンとして評価が傾けば、絶対の自信があるマラソンレースで正念場。

ベンチャーナインも同じような戦績となっている。頭打ちの近況から自力で動けない不器用さ。一変がイメージできない。毎年の穴馬は条件戦からの大駆けならば、軽量魅力のモンテクリスエスビービーファルコンウォーゲーム

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(2/11)佐賀記念

短〜中距離の裏街道の重賞路線ではすでに敵なしのスマートファルコンは、死角らしい死角がない。スタミナOK、小回り歓迎、前走の快勝で58`にメドを立てれば、勝ち方だけが焦点になる。

以前の爆発力はなくてもサカラートには、一発の底力がある。前々走は酷量の59`を背負って絶好調のヤマトオリオンに2馬身差。古豪健在を示す3着で衰えの不安がなくなった。乗り替わりもイメージどおり。

クリーンは勝ち切れないが、11戦続けて負けても0秒7差という安定感が魅力。手薄な重賞では勝ち上がるのも時間の問題まで昇り詰めた上がり馬は、これまで1、2月に良績がないことだけが不安材料。

クラスの壁に当たったロールオブザダイスは、前走以上の相手に56`でギブアップ状態。昨年の覇者チャンストウライは昨年と違って骨っぽい相手でトーンダウンが否めない。

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(2/11)ユングフラウ賞

デビュー2戦の強さが忘れかけていたエロージュは、前走の厳しい流れを克服したのは正直驚いた。単調な先行型として評価を固めていたが、典型的なサバイバル戦を凌げば完全復活とみていい。同日C2を1秒も上回った時計がフロックではない証。期待の大きかった良血馬はひと叩きでますます上昇ムード。

クラフィンライデンの前走は4頭が横一線になるハナ争い。すべての馬が掛かり気味になって自滅のレースは、どうみても一過性のポカ。ハイレベルの前々走を改めて見直したい。

ハニービーは器用に動きながら不発のない瞬発力が魅力。トゥモローズライトは距離にメドを立てて充実一途。馬体減が止まらないモエレエターナルは前走の反動が心配。

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(2/8)共同通信杯

トーセンジョーダンは2分0秒台を連発した数字だけが頼り。デビュー時から前走で22`減の寂しくなった馬体は、回復しても体調に微妙なズレが出る可能性は否めない。中1週、連続中2週のローテーションは、2歳馬にとって成長がいつ止まっても不思議ない最悪なステップ。さらに今まで負かした相手に強敵不在など、いくつかの不安が絶対的な存在としてイメージできなくなっている。まずは気配に注目。

プロスアンドコンズの前走は理解に苦しむ乗り方だった。勝負どころで勝ち馬よりも手応え十分だったが、外から被されて壁を作られても外だけを意識しすぎて行き場を失うという失態。完全な仕掛けの遅れで勝ち負けから早々に脱落している。直線半ばでようやくエンジン全開の切れ味を披露したが、あまりにもお粗末な乗り方は最速上がりで届かないのも当然だろう。デビュー戦はロジユニヴァースに0秒1差。前々走はデイリー杯2着、朝日杯4着のホッコータキオンに0秒2差。もとより重賞勝ちが時間の問題だった実力馬が、乗り替わりと直線の長い東京コースでクラシック制覇へ視界良好となる。

マッハヴェロシティはツキがない。3走前はスタート直後からコンビ間の悪さで引っ掛かる折り合い難。前々走は直線であえて混み合ったところへ突っ込んでブレーキをかける大ロス。前走も最内枠がアダになるというスタート直後のゴチャつきでリズムを崩している。直線では前をカットされて結局大外に持ち出す不利など、名手らしからぬ騎乗ぶりも重なって不完全燃焼となった。それでも重賞で8、6、4着。連続の最速上がりがレベルの高さの証ならば、同じ条件だった前々走以上のパフォーマンスは可能だ。

ブレイクランアウトは差せそうで差せなかった前2走が、この馬の本質を物語っているか。10年ぶりに遅い勝ち時計となったレース。いくら手負いの鞍上で勝負どころはかなり外々を回ったとしても、2着馬に段違いの脚色で交わされたことは重く受け取らなければならない。もうひと回りほしいコンパクトボディーは、底力を求められるとどうしても分が悪くなる。追い比べの弱さはレベルが上がればますます致命傷。早くも正念場を迎えた。

シェーンヴァルトの前走は好スタートから消極的すぎて次々に好位置を奪われる最悪な展開だったが、4角では勝ち馬の直後まで進出。それほど悪くない位置取りと手応えで不発に終われば、単純に鞍上がすべての敗因ではない。直線のモタつきは急坂への戸惑いか。同日未勝利で1分34秒1だった高速馬場のデイリー杯レコード勝ちも割り引きが必要。数字ほど中身が伴ってないことを考慮すれば、乗り替わりだけで大変身は難しくなる。

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(2/8)シルクロードステークス

叩き3戦目のコスモベルに注目した。今週の時計がかかる坂路でNO2、ラスト1ハロンは最速になる12秒4が休み前以上の地力強化を示している。坂路駆け=高い能力のスプリンターが自論で、持ち時計よりもスケールは大きそう。53`は恵まれた。

ウエスタンダンサーは見違えるほど強くなってきた。心身ともに成長が好調の原動力で、初となる56`でも失速する姿は浮かばない。前4走がこの馬本来の姿。確実に1分8秒前半が計算できる安定感あるスピードは頼もしい。

千二としては強力な逃げ馬がサープラスシンガーだけ。大外枠を引いても減点はないが、芝千二(4502)で掲示板を外した2戦がいずれも重賞だったことは嫌な材料。スプリングソングは57`が微妙。不発も多い近況でデビュー3連勝、芝千二(3020)ほど怖さはない。ヘイローフジアーバンストリートは磨きのかかった瞬発力に特長だが、展開次第の他力本願型で狙いづらい。

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(2/7)小倉大賞典

ミヤビランベリが条件好転でリベンジ戦になる。デビュー以来掲示板を外したのが3戦。ひとつは大暴走で失速、残りはいずれもハナが切れなかった際だった。とにかく自分の形になれば前走のようなハイレベルな流れなっても渋太い逃げ馬。平坦コース、徹底逃げ馬不在、ヤマニンとの斤量が2`差になって、ごく普通に逆転が浮かぶ。

ヤマニンキングリーは行きっぷりの悪さ、終始外々を回るロスを考慮すれば上々の前走内容だろう。エンジンのかかりが遅くても、タイレコードに同タイムが今の充実を示している。派手さのない堅実派は、組みやすい条件になって上位が確定。

ノットアローンは良績のない控える競馬でスランプが続いているだけ。ディープスカイと千六で接戦など3歳時の記録から、きっかけひとつで大化けしても不思議はない。スタートに集中。

バトルバニヤンはなにより小倉(3100)が心強い。重賞連対なしで56`は見込まれたが、距離とコース適性の高さで流れを引き戻す。フィールドベアーははっきり重賞に壁がある。近そうで遠い重賞制覇。致命的なジリ脚は追い比べの混戦になって弱さが出ている。器用さのないサンライズマックスは中京で重賞勝ちの実績でも、やはり直線の長さが生命線になるストレッチランナーのイメージが強い。しんがり負けの連続でダイシングロウの評価は急降下。好走パターンが固まらないレッツゴーキリシマはスランプ突入寸前。

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(2/4)報知グランプリカップ

クラシックで破格の時計を連発していた最強5歳世代の復活は頼もしい。トップサバトンは1分46秒1の京浜盃、1分51秒1の羽田盃など超一流馬の証となる数字で連勝した。クラシック当時、実績で軽くフリオーソを上回っていたほど。3走前で長いスランプから立ち直るきっかけをつかんで、リフレッシュ効果の前走3着が今年の期待を膨らませる。3`重く背負ってジルグリッターに先着。前走の最後失速は5、6馬身ロスしたスタートの大ミスからスタンド前で一気に先頭集団まで脚を使ったこと、丸々1周掛かり気味の折り合いになったこと、勝ち馬に早めにマクられたこと、休み明けのローテーションで15`増だったことなど数々の試練があったことを割り引けば中身は濃い。すでに矯正不可能なスタート難をクリアすれば、ごく普通に圧勝になる。

モエレラッキーの前走は相手が悪すぎた。マイル路線で重賞勝ちが確約されているロイヤルマコトクンが自分の形に持ち込めば、0秒3差は仕方のない着差。破格の時計と自在に捌けるレースセンスは、千八の重賞でも常に上位が確約できるレベルに到達している。千八がギリギリのスタミナだが、得意の船橋(1010)を重視したい。

見た目に大物感はなくても、ギャンブルオンミーは確実にレベルアップしている。東京湾カップがモエレラッキードリームスカイブライトフェース。黒潮盃がジルグリッター。それなりの相手で重賞2勝はムラ馬というイメージ以上に胸を張れる実績。前走も勝負どころで一気に置かれなければ、もっと接戦になっていた。最後のひと伸びは今後につながるいい経験。

重賞級とオープン特別級の差を痛感したのが前走のアートルマンだった。直線入り口で前が壁になる大きなロスがあっても、千六で道中掛かり気味になる気性の幼さ。もう一段階の切れ味がほしい現状は、やはりフリオーソトップサバトンアンパサンドの同世代とはどうしても縮まらない大きな壁を感じさせる。京浜盃、羽田盃、ダービーで5、5、4着から逆転できるほど劇的な成長はみられない。54`でも魅力薄。

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(2/1)根岸ステークス

フジノウェーブに期待する。芝を走るダート戦で軽視した前走は好スタートを決めてもやはり行き脚がつかなかったが、4着以下を直一気に差し切った瞬発力は再び流れを引き戻すいいきっかけ。2`軽かったヴァンクルタテヤマを差し切った3走前が能力基準で、純粋なダート戦はますます力が入る。3角手前で故障のように行きっぷりが悪くなったフェブラリーSは論外。左回りに良績がないのは浦和、船橋コースが単に直線が短いだけで、じっくり挑める東京コースはなにより好材料だろう。以前阪神ダートの道悪で好時計の3着からも、とにかくJRA馬場の道悪は走る。

短距離ダートに路線を固めたヒシカツリーダーは、走るたびに瞬発力に磨きがかかっている。極めて中身の濃い前走が真骨頂。気楽に乗れる立場なら、絶対能力を証明するいいチャンスか。3歳時にマコトスパルビエロドラゴンファイヤーに先着していた実力馬は重賞でも遜色ない。

キャリア18戦のバンブーエールは年齢ほどの痛みはないが、さすがに59`で時計勝負は分が悪くなる。前走は器用に立ち回れる脚質が生きた小回りコース。底力を求められる条件になって不安の方が大きくなった。

ビクトリーテツニーの前走はペースオンチの逃げ先行馬がレースを引っ張って完全な追い込み競馬。常に展開に左右される不器用さで、持ち時計に固執できるほど安定感がない。

以前よりズブくなったフェラーリピサが、休み明けで時計勝負の千四をクリアできるかどうかは疑問が残る。レコード決着となった5走前と同じ舞台だが、プライドキム程度に追い負けた前々走から、本質が平均ペースの中距離型としてイメージは強まっていた。千四(1201)ほど怖さがない。

アドマイヤスバルは東京千四(3120)で本来ならば、主役級になる堂々たる実績だがダートか、芝か、一貫性のないローテーションは必ず底力勝負になるとモロさが出る。あくまでワイド馬。

ニシノナースコールは前走以上の上積みが微妙な年齢。ナンヨーヒルトップは重賞経験の少なさがネックになった。前走の惨敗で人気の盲点になりそうなスリーアベニューは見限ることができない。前走はスタートでレース終了の大ミス。相変わらず切れ切れの末脚は健在で、初となる東京コースはイメージどおり。

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(2/1)京都牝馬ステークス

ニシノマナムスメは4勝中2勝が同タイム、1度の0秒1差勝ちなど接戦の連続。GTで掲示板やGU、GV2着の実績でも、いぜん重賞未勝利が勝負弱さを物語っている。1600万でも勝てなかったザレマがオープン特別勝ちの前走は展開の利がすべて。スペルバインドもゴールまでラチ沿いから離れず、差し切れた前走は流れに恵まれたことが否めない。

1000万で勝てなかったセラフィックロンプが重賞初挑戦勝ちとなった愛知杯は、レースレベルの低さで着順は度外視していい。軽ハンデだったチェレブリタの2着はいかにもフロック駆けの印象。前々走の2、3着馬がその後まったく通用してないクラウンプリンセスは長く続きそうな試練。初の古馬相手に休み明けで挑むオディールはハードルが高すぎる。いぜんスランプ脱出に半信半疑のレインダンスは、道悪で元の姿に戻る可能性が強まった。

ここまで信頼度の低い牝馬限定の重賞になれば、ハートオブクィーンでも十分に届く。得意の道悪、平坦コースの千六、重賞勝ちした主戦に乗り替わりというベストに近い条件で色気が出てくる。桜花賞、ローズS、前々走は直線で一旦伸びかかる見せ場十分のレース内容。完全に引っ掛かってレースにならなかった前走でも0秒7差ならば、大駆けがあっても驚かない。

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